さて本日より2018年度平常授業がスタートしました。
生徒も講師も新体制でにスタートな訳ですが、なかなかに面白い始まりとなりました。
まず最初は小6算数。
聞く姿勢も素晴らしいし、こちらの意図も汲み取ろうと目をそらさず色々なものを吸収しようとする姿が素敵でした。
その中でも最古参のCちゃんは、その都度「ニシシシっ」とみんなの様子を後方から眺めておりました。
さてさて中学生の部でも中1国語、中2英語、中3普通クラス数学の授業が行われ、僕はそのうちの中3数学を。
所沢教室の鎧塚教室長のブログにもあったように、聞く力に差を感じたクラスの様子でした。
講習最終日。
結構な量の課題を出したわけです。
5日間で800問以上、計算問題とはいえかなりの量です。
講習8日間を振り返り、そして自分の弱点をあぶり出すためにも徹底的に反復トレーニングをしてもらう事にしていました。
数学の反復やトレーニングは筋トレと同じで、「これくらいはできる」というものを負荷がかかるまで繰り返し、怪我をしないための見せかけでない小さな筋肉を何重にも折り重ねてつけていきます。
一度ついてしまえばちょっとやそっとじゃ落ちない筋肉ですから、つけられるときにつけてもらいます。
ただ講習終了から4日半しか経っていない状態ですから、時間を捻出するのもなかなか難しい。
ということで、終了した者から順々に個別で作戦会議。まあ人が会議中は内容を進められますから、ある意味自己研磨の時間となるわけですが、それを「自習」だと勘違いしている輩の多い事…
自分に甘くなる典型といったところでしょうか。
そんなこんなで、課題を終え個人会議に臨もうとしていたYちゃんが、
「先生、『1周目は終わった?』みたいなの書きましたよね?」
前回ブログで書いた記事のことですね。
「あれ見てお母さんに「あんた終わってるの!?』って言われたんですよ!Tは5周やったとかですごいプレッシャーでした〜やめてくださいよ〜」
いやはや面白いなと聞いていると、後ろの座席からAちゃんが、
「ほんと親に悪影響〜!」
表現方法が絶妙ですよね。
みんなには悪いですが、面白くなって来ちゃったので、授業の様子や課題についてはちょいちょい書いていこうかと(笑)
選抜も早くから来て英語の課題に取り組むものの、結局22時過ぎになってもクリア出来ず…そんな生徒がちらほらと。
数学の授業での個別作戦会議でも何人かに言いましたが、目の前を叩く勉強じゃ歯が立たなくなるよ。
「これをクリアするためには」ではなく「先につなげるためには」の感覚を持ちながら学ばないと、前進するスピードは遅いまま。
逆に後退してるかもよ。
弱点を知り、いかにしてそれを埋めるのか、そこに価値観を置いてみようね。
では!