鬱陶しい雨空が続きますが、西の空のもとでは甲子園が厚く燃え上がっています。

 

 

わが地元の三重:津田学園は2回戦で敗退・・・

埼玉:花咲徳栄に期待しましょう。

 

 

甲子園球児たちに限らず、厳しい練習や指導に耐えて青春の1ページを色濃く塗り込む若い世代を見て、僕なんかはその姿にちょっと感動なんかを覚えたりするわけです。

 

 

 

ただ、ああいう球児たちを見て、

「これから野球で食っていくわけでもないのに、なんであそこまで頑張るんだよ。」

なんて思う方も多くいるんじゃないでしょうか。

 

 

まあだからこそ興味も持てませんし、そこにどんな物語があったかなんてのも気にもならないわけです。

 

 

 

これってもちろんその世界を知っているとか知っていないとか、そういった類のものだけでなくって、大人になるうえで堀固まっていった価値観にあると思うんです。

 

 

 

保護者の方に年に2~3回聞かれることがあります。

もちろんその時に、僕なりの価値観をお伝えするわけですが、気になったのでここでも少し書こうと思います。

 

 

ざっくりというと、

「指導者の方の求めるものと、子供の求めるものにかい離がある。どうしたもんか?」

 

 

これには2パターンあって、

「自分は一生懸命やりたいが、指導者(仲間)はそれほど本気じゃない。」と、

「指導者(仲間)は一生懸命やりたいが、自分はそれほど本気じゃない。」。

 

 

前者に関しては、入部前のリサーチ不足もありますが、自分の本気を周りに伝播する努力次第で変化がもたらされる可能性はある。

 

 

周りに「それ本気になったら、めっちゃよさそうじゃん!」って思わせる行動や、思いを伝える努力をすればいい。

 

 

 

まあもちろん常にうまくいくわけではなくって、慣れ親しんだぬるい環境や本気で上に掛け合いきれない(諦めた)空気なんかの大きな弊害もあります。

 

 

ただ、このパターンはドラマにもありそうですよね。

見たことはないですが、スクールウォーズなんかもその類なのではないでしょうか。

 

 

 

一癖あるのが、後者のパターン。

顧問の先生は本気で県大会や関東大会を目指したい。「とにかくまじめに一生懸命ひたむきに取り組めば必ず活路は開かれる!」のパターンです。

 

 

「僕(私)はそれほど本気じゃないんだけど・・・」

 

 

部活動なんかに求めるものの位置が違いすぎて、自分だけが本気になれない。

ましてや現状のチームが明らかにそれに見合うだけの能力にないならなおさら。

 

 

そしてここには親の価値観も入ってきます。

 

 

「目の前を一生懸命に!頑張ればそのあとのことはその時考えればいい!」と

「いやいやそこまで本気じゃなくても・・・部活で北辰も検定も受けられないってどういうこと・・・」。

 

 

 

こんな時父親は結構簡単に、「嫌なら辞めればいい。ただ○○はしろ」。

条件付きではあれ即断即決の方向が多いわけです。

 

 

 

部活と家庭の価値観が合わない。

ならばやらせていても子供がつらいだけ。

じゃあ親は何をすればいい?

辞めさせる?先生に交渉する?

 

 

お母さんはいろいろと思いを巡らせます。

 

 

 

この話が出てくるたびに、いつも陥っている状況があることに気づきました。

 

 

子どもの意見が親の意見にかき消されている。

 

 

子どももその環境はやはり苦痛で、愚痴や悪いことを言う。

それに乗じてご家庭が「それはいかん、あなたにそれは時間がもったいない!!!!」

とあたかも子供の意見がものすごく強いかのように、親御さんの意見で子供の意見を包み込んでいく。

 

 

結局こうなると親御さんの意見なのか、子供の意見なのか分からなくなる。

 

 

 

部活なんてやろうがやろまいが死にはしません。

 

子どもがどれほど部活に対して、本当の意味でストレスを感じているのか。

そして精神的負荷が大きいのか、それを親が察知できるだけの立場にいればいい。

 

 

 

中学生の時期はそれほど大きな悩みでなくても、なぜかものすごくおっきな問題のように思い悩みます。

これは僕にだって経験はあります。

 

 

 

それを自己解決する場を親が奪ってはいけません。

 

ほんとにダメだと思ったときに、事後報告でもいいから子供から伝えてもらえばそれでいいんです。

 

 

この時期に親子べったりで、子供に意見がないのはちょっと気持ちの悪さも感じます。

隠し事の一つや二つ持たせてあげないといけません。

 

 

もちろんそういう部活の姿すべてを肯定するわけではないですが、僕自身は「部活でちょっと無理してみろよ」って思っている人間です。

 

 

日本の部活動のあり方って、日本人の性質とか特性に合わせて作られていったと思うんです。

 

 

根性だどうだとかに関して、今の社会はかなり否定的なとらえ方をしていますし、保護者の方の中でも嫌いな方はそれなりの人数でいらっしゃると思います。

 

 

ただ勤勉で、仲間意識が強くて、帰属意識が高くて、地域を大事にする日本人の素晴らしい性格に合わせてその仕組みが作られているはずなんですよ。

 

 

 

第二次大戦後これだけの復興を果たした日本。

大きな力となったのはそういった日本人の勤勉でまじめな性格です。

 

 

そのかいあって、世界トップクラスの経済力を引っ提げて、今日本は存在しているわけです。

※政治的な細かいことは今はおいておきましょう(笑)

 

 

 

この強みを投げうって、「欧米化」だ、「海外では~」だ、「科学的に見れば」だ、「個性を尊重しよう」だ・・・・・・・・・なんてのはちょっと都合がよすぎる。

 

 

自分が身を置いたこと。

特に誰もが平等に与えられる学校生活において、頭っから価値観が合わないなんて言ってないで、まずはやってみる。

 

 

やったことないことだらけなんだから、子供にどこが限界で厳しいラインなのかを見つけさせればいい。

 

親が決めてしまうことが一番いかんです。

 

 

「何も知らない子供に決めさせるほうがかわいそうです。」

なんてことをおっしゃる保護者の方がいらっしゃいます(ウィルにはあんまりいないかも)が、それでも親が決めるんじゃなくて、子供が決めるところまでさせないと、何にも意見を持たない子供が出来上がっていきます。

 

 

指示があればできる勉強も、社会に出たら仕事に切り替わり、自分のしたいことや相手の求めることを考えながら生きなければいけません。

 

 

その時、その貧弱な子はどんな決定をするんですかね。

 

 

 

あっそうか!その時も親が決めればいいんですね!

 

最後は皮肉を一つ入れて終わっておきます(笑)。

 

 

あくまでも僕個人の意見です。

普段お電話等いただいた時と同じようにお伝えしたつもりです。

 

 

と言ったところで、おしまいにしておきます。

 

さてさて講習後半が始まりますね。

また皆様お待ちしておりま~す!!

 

 

では!