「最近流行のあの映画見た?」

 


「見た見た!

   すごくいい映画だったよね!」

 


「自分を犠牲にしてみんなを助けた、

    あの女優さんの演技に見入っちゃったよ~」

 


「僕はストイックに鍛えて自分を強くした、

    あの男優さんがかっこいいと思ったな~」

 


「噂では、どうもその男優さんは、

    助演男優賞にノミネートされているみたいだよ!」

 


「やっぱりね~迫真の演技だったもん!!」

 ・

 ・

 ・

 ・

 ・

「あれ?そういえばあの映画の主人公って

    結局誰なんだ?」


 

「たしかに…あのいっつも助けてもらって

    最後に生き残った、

    小さな男の子じゃないかな?」

 


「あ~そういう事か~

   なんかしっくりこないね・・・」

 



 

子どもたちが成長するときに、

必ずその傍らには、価値観を植え付けてくれる大人や、

競い合い励まし合う仲間がいます。

 

 

子どもたちが勝負をしているときには気づかなくても、

後々考え思い出したときに、一人で戦っていたわけではないことを理解します。

 

 

これ勉強だけでなくって、

部活でも、

生活面でできるようになることでも、

どれも同じこと。

 

ただ、これがサポートしてもらいっぱなしではいけなくって、


情報が多く入った時に、

自ら考え決めようとする力を

身につけなければいけません。

 

 

この「自ら考え決める力」も、

もともとは大人たちが

キッカケを与えてあげなければいけないこと。

 

そこで変に子どもたちの芽を摘むような

誘導の仕方をしてしまってはいけません。

 

 

勝負しなければいけない

ここは負けるわけにいかない

そんな時に本当の意味で主役でなくてはいけない。



親だけが一生懸命

周りの仲間だけが一生懸命で

主役が誰だか分からない。


そんな勝負の仕方になったら

自分は主役になんかなれていない。


次の勝負いつ来るかなんてわかりませんよ。


ただ子どもたちは初めて「今」を生きています。


ですから、何が良いか悪いかなんて

しっかりとは判断しきれない。

もっと言えば何をやれば良いか分からない。


まずは筋道を立ててあげて

子どもをサポートする。

これは大人の仕事。


何が必要か自分で少し分かってきたら

少し離れて見守る。

これは大人の義務。


親も不安ですが、

ちょっと離れて子どもを観察して

大事な時に手を貸してあげる

そんな態勢を作るんです。


周りはあくまで助演。

本人に主役の自覚を持たせる。


主役はパッとしないで、

助演男優賞やら助演女優賞をとっても

大した価値などありませんよ。