新年度が始まって、やっとこさ落ち着きが出て来たここ数日。
春期講習までの喧騒が懐かしく思われるくらいです。
新たな顔が次々と教室に足を踏み入れて、
担当する側も「この子がこの子で…」と、
名簿と生徒の顔を行ったり来たりして入念にチェックをしています。
そういった新しい教室の空気と、
そこに懐かしい顔が。
前々から遊びに来てくれるといっていた4期生が顔を出してくれました。
今は大学で理学療法についてハードに学び、
「寝る時間が欲しい…」
と中学校の時とは見違えるような発言(笑)
楽天ブログ時代にも記事にしたことのある子です。
たしか、悔しくて泣きながら再テストをする姿が、
同級生の価値観を変えたっていう内容でしたね。
彼女と出会ってから今年で10年目。
「先生歳とったね〜」
とか生意気なことを言いながら、
理学療法を学ぶものらしく、
実習や課題についてたくさん話をしてくれました。
しまいには、
「健康維持にために、こんなことを…」
みたいに教えてもらったりして!
立場逆転ですね。
彼女と入れ替わるように、懐かしいお顔が。
ある7期生の弟君の入塾申し込みにお母様がいらっしゃいました。
その中で、
「ウィルで揉んでいただいたお陰か、高校に入ってから、とにかくしっかり勉強するようになって、あんなに何もしなかった子がいつ見ても勉強してるんです。」
「それ以上に嬉しいことに、最近になってものすごくたくさん話をしてくれるんです。なんか不思議で…」
と嬉しそうに話をしてくださいました。
中学生当時、
「特段やりたいことが見当たらない。
だから、そんなに窮屈になって勉強をしたくは無い。
今の能力・パフォーマンス・努力でいける1番上の学校を志望校にする。」
と頑なだった彼。
漢字テストも「なぜ再テストをしなければいけないのか?」と最後までわかってくれませんでした。
そんな様子ですから、当然学校の評価もいいとは言えず、
彼のポテンシャルで許される最低限の学校を受験していきました。
結果、学年2位の400点越えのぶっちぎりで合格。
当時は選択問題があったわけでないので、
学校裁量の採点ではあるものの、
400点は川越高校に概ね合格できる点数です。
なんとなく僕の中でモヤモヤとした受験で終わってしまいました。
「もっとできることがあったんじゃないか」
「考え方を変えられる方法があったんじゃないか」
って。
でも、昨日のお話でこんなお話もお母様からいただけたんです。
「大学が決まったら、絶対にウィルに報告に行くんだ。って家で言ってるんですよ。」
そこでふと思い出したことがありました。
中3当時、面談をしていても中々本人の欲を引っ張れず、
三者面談であるにもかかわらず、
結局お母さんとだけ話をしているような状況でした。
面談の後、次にお会いした時に、
「すいません。中々◯◯の思ってることを引っ張れなくて」と言う僕に、
「いやいや!基本何も話をしてくれないのに、あの面談の後、ボソッと『あの人は俺のことをわかって認めてくれてる』って言ったんです。」
当時はお母さんが申し訳程度に言ってくれていると思っていたので、
それほど「よかった」と言う感覚もなかったのですが、
今になってやっと少し繋がりました。
まあ「あの人」って言うところが彼っぽいんですけどね(笑)
今の彼の頑張りに、少しは僕らが役に立てたんだと僅かながら安心しました。
卒塾生たちがどんどん大人になっていきます。
嬉しいような、信じられないような…
卒塾生・卒塾講師の皆様、どんどん遊びに来てくださいな!