ウィルでは昨日から冬期講習がスタートしました。

 

やはり連休中、クリスマスなどのイベントがあったせいか、どことなくふわふわとした様子も見受けられました。

 

なかには、この休み中ほとんど他人と会話をしていなくて、久しぶりの触れ合いにテンションが上がっている生徒もいました。それだけ自らを追い込んでしかるべき学びを進めていたのでしょう。

 

 

私立受験まで1か月を切りました。

ひとつひとつの問題や疑問との出会いが生徒たちを強くしていきます。

 

この時期は、いつやっても解ける問題をたくさん練習してもあまり意味がありません。

得意な科目ばかりを勉強して、やった気になっていることもかなり危険です。

 

うまくいかなかったこと、間違えてしまったものにこそ価値があり、自分の学びの血となり肉となっていくわけです。

 

もちろん、「できなかった~」で放置はだめですよ。

自分のできない物事に向き合い力に変えるのです。

 

明けない夜はありません。かならず朝が来ます。

 

 

さてここからは中3以外の学年の冬休みの過ごし方について。

 

よく長期休暇の時期には、「差が開く!」「やる子は伸びる!」こんな決まり文句があります。

果たして実際にはどうなのでしょうか。

 

ちょっと尖った言い方をしますが、しょせん中学生の学習内容ですから、ある程度の理解をしていれば、多少のブランクがあっても簡単に盛り返せます。

 

ただこれは、大人側から見た価値観であって、子供からすれば、「こんなことやったっけ?」というのが関の山です。普段の平常授業においても1週間経つと「あれれ・・・」というケースも少なくないです。

 

夏休みや冬休みに、予習をして先へ先へと学習を進める子どもはほとんどいません。

ウィルもそうですが、塾の講習は復習の内容ほとんどの時間があてられます。

 

つまり「長期休暇中に差が開く」というのは、先に先に進むことではなく、「その場できちんと地固めができるのか、はたまたどんどん後ろに下がっていくのか」のことを言うわけです。

 

 

休み期間に宿題を一気にやってしまう生徒がいますが、それをどれだけじっくりじっくりと進められるのか。

 

提出することを目的とするのではなく、自分の力に変えることを目的とするのです。

計算や漢字の宿題も多く出ていると思います。これをじっくりじっくり何日にも分けて継続していくのです。

 

「やればどっちでも同じじゃないの?」

全く違うでしょうね。

 

 

脳みそを鍛えることと、体を鍛えることは似ています。

 

ある人が、筋トレを月に1回、ものすごい負荷をかけて長時間やるとします。

別の人は、負荷はそこまで強くないにせよ継続して毎日やり続けたとします。

 

勉強も、身体を鍛えるのと同じで、毎日結果や効果が目に見えるわけではありません。

でもこれが一年のスパンで見た場合どうでしょうか。

 

前者は、毎回毎回の筋肉痛に悩まされ、まいど「またあれをやるのか・・・」と後ろ向きにトレーニングをするでしょうし、1年後の効果もほとんど期待できません。

 

では後者はどうでしょう。

派手で大きな筋肉はつかないにせよ、しっかりと引き締まった良い体になっていることが容易に想像できます。いわゆる細マッチョってやつですね。

 

 

話を本筋に戻しましょう。

つまり継続は力なのです。

 

人間に限らず動物は、良い習慣も悪い習慣もずっと続けることで、それが当たり前になります。山から人里に降りてきて人様の食べ物を狙うサルたちも、「あそこに行けば飯にありつける」と山にいることが馬鹿らしくなってきます。(まあ当のサルたちは悪気はないのでしょうが)

 

楽なことを覚えてしまえば、人はそれに安住したくなるわけです。

だからこそ小さい時に大人から与えられる価値観は大事なのです。

 

いずれ子供たちは、大人から離れていきます。

そのときに「その与えられた価値観」をマイナーチェンジしながら自分の価値観を作り上げるのです。それまでの大人の働きかけで、良いほうにも悪いほうにも転びますよね。

 

 

だからこそ「継続して続けること」を今の期間にこそやってみてください。

できれば傍らに親がいて上げられたら最高ですね。それが中学生であったとしても。もちろんテレビもつけない、携帯・スマホも離れたところにおいておく、子どもが学びやトレーニングに入り込めるような状況・環境づくりをしたいものです。

 

 

そんな習慣が身についた子は、小さくてもしっかりとした筋肉を携えて、かならず自らの夢やかなえたいことに向かい始めますよ。

 

筋トレ同様、親も忍耐が必要ですよ。

 

 

もうこんな時間ですね。

 

冬期講習2日目スタートです。

それでは!