仕事柄、自分の子供と接することができるのは、
休みの日くらいしかないのですが、
そのせいかわが子が成長していくスピードをリアルに感じることができるんです。
いつの間に、こんなにピアノを弾けるようになったの!
いつの間に、こんなに計算が早くなったの!
いつの間に、こんなに背が伸びたの!
いつの間に、こんなに難しい言葉を覚えたの!
いつの間に、そんな言い回しを覚えたの!
いつの間に、そんなことを考えるようになったの!
いつの間に、そんなことで悩むようになったの!
いつの間に、いつの間に、いつの間に・・・
ただ、これが学校外の時間、毎日一緒にいるお母さんだと違います。
なんでこんなことも・・・
なんでまたそれを・・・
なんで、なんで、なんで・・・
いつもそばにいてあげられる分、
できるようになっていることや、考えられるようになったことに中々目が向けられない。
小さいときには、できるようになっていく一つ一つのことが、
今に比べればずっとずっと派手だったのです。
「ママ」って言った。
ハイハイをした。
つかまり立ちをした。
一人で歩いた。
おむつが取れた。
ひらがなをかけるようになった。
これも、あれも、それもできるようになった。
小中学生では子供自身が鍛えようとしないと、成長が目に見えてきません。
それをお母さんは中々見ていられない。
特に男の子の言動は、女の子出身のお母さんには中々想定もできないし、
理解してあげることも難しいときもあります。
ついつい口出しして、案の定親子喧嘩・・・
お母さん。
申し訳ないのですが、それを続けてください。
悪者になることもあると思います。
いい顔をされないときもあると思います。
無視されることもあると思います。
汚い言葉を吐かれることもあると思います。
それでも、それをできるのはお母さん。あなたしかいないんです。
お父さんには到底無理です。
大体において、子供たちが生活する一端しか見ていないのですから。
かく言う僕もその一人です。
でも、ひとつ気を付けてほしいことがあります。
子供たちに考える余地を残してください。
答えをすべて用意しないでください。
「失敗するかも」と思っても、小さなことならそのままやらせてみてください。
すべてをうまくいかせる必要はないのです。
僕の子育て経歴はまだまだ浅いですから、「何をエラそうなことを!」
そう思われるかもしれません。
でも、過去に出会った何百、何千のご家庭を見てきて思うことは、
親御さんが様々な答えを用意しながら、育っていった子供は、
中3の大事な時期、自分が考えて動かなくてはいけない時期に、
「動けなく」なります。
何をどう考えていいのかわからなくなります。
「付きつ離れつ」
ものすごく難しい事ですが、子の成長を願うのであればできるはずです。
一緒にお子さんの成長を楽しみましょう。