リブログした下の記事が2週間前のもの。そして今日が年内の最後の平常授業日。
あっという間だ。
上記の記事では小学6年生の生徒数が17名で残り枠が11名となった。体験生も沢山来てくれているので、「案外早く埋まっちゃうかも!」といった内容で状況をアナウンスさせて頂いた。
それがこの2週間で26名となり、残り枠が2名となった。
これ、もう山本リンダ状態…さすがに伝わらないか…
生徒たち世代からすれば何のことかよくわからない表現だし、冨田もまだ生まれていない時の流行曲なので、ひょっとすると日本人の半分程度しか知らないか…
とにもかくにも、驚異の入塾ラッシュ。
いやはや、なんとありがたい事か。
思いっきりウィルを楽しんで、ウィルっ子になって、どんどん学力を上げていってほしい。
ただね、塾に入るってことは、ある意味で「覚悟をしながら時間を使わなきゃいけないということ」でもあると生徒たちには知っておいてもらいたい。
今回体験授業を受けて入塾に至ったお子さんの印象は、「冨田めっちゃ面白い!」というものが割と多かったようだ。冨田自身、おじさんの繰り出す老練な勢いが通用したのだとほっとする反面、知らず知らずのうちに「考えること」、「工夫すること」、「自分の意思を示すこと」、そんなことをあたり前にやらされていた時間だったのだと気付いてほしい。
だから、「楽しかった」と同時に「疲れた」という感覚も備えて帰路に就いたはずである。
ウィルの教室で、我々は「チームで進み、戦う集団」を意識しながら運営を行っている。これは新所沢教室に限った事ではなく、東所沢教室も所沢教室も同じで、「皆が頑張るから自分も頑張る」そんな集団で常に前に進んでいく。
ひとりではついついサボってしまう、逃げてしまう、そんなことに対して「あいつがやってる」「あいつがやるなら」そんなハートで、チームでトライしていく。
じゃあこの感覚どうしたらつけられるのか。
「塾に入ったんだから、いっぱい勉強すればいいんじゃないの?」
まあ確かに量が質に変化していくこともあるし、絶対ダメなわけじゃないんだけど、もの凄く時間がかかってしまうことが多い。「そういうことだったのか!」これに気づくまでに時間が必要となる。
一番いい方法は、自分の価値観の中だけで過ごすのではなくって、周りにいる人間の 『動きやコトバ、価値観を敏感に感じ取ろうとする心がけ』をすること。
「なんで、こんなことを先生はさせるんだろう?」
「なんで、あの子はあんなに頑張れるんだろう?」
「なんで、そんなことを考えられるんだろう?」
そんな風に、ウィルにいる人間のコトバや行動に耳を傾けることだ。
ウィルにいる人間で、君を悪い道に引っ張ろうとしている人間や習慣は1ミリも存在しないのだから、思いっきり信じたらいい。
卒塾して何年も経つ教え子が、生徒当時に自分にかけられたコトバや話しをもの凄く鮮明に覚えていることがある。わずかながらも彼らにはウィルが価値形成の場になっていたのだろう。
「とりあえず、やりゃ良いんでしょ」はやめて、自分だけの世界にならない工夫をしっかりしようとしてほしい。
そしてもう一人の新入塾である親御さんにとっては、ウィルへの入塾は子離れが加速する一因になることも分かって欲しい。
先生との約束、スケジュール調整、そういった小学生の時まで親御さんが当たり前にやってくれていたことを、少しずつお子さんの管理下に渡していってあげて欲しい。子どもたちは想像以上に自分たちで何でもできるようになりますよ。
それでは。
へそ出し最先端。
山本リンダ
「どうにもとまらない」
1972年6月5日発売
作詞:阿久悠/作曲・編曲:都倉俊一

