浅見です。
今週はウィルのキソガク週間です。
今年もいよいよラストとなりました。
キソガクで不合格になると“試練”が課されます。
名前だけ聞くと重く感じますが、基礎学力を身につけるための課題です。
英語科の試練内容は
①本番と同じ100問テスト(英単語)で満点を取る
②その中からランダムに出題される10問に全問正解する
※ただし、10問テストでミスをすると①に戻る
たったこれだけです。
しかし、この英語の試練、
98点・99点を連発する子がいるんです。
そもそもなんだけど、
試練になってしまった子たちは英語の試練がこの仕組みになっている理由を考えたことがあるだろうか。
身につけてもらいたいものは英単語力だけではないぞ。
英語の試練の目的は、
この準備なら大丈夫だ(満点を取れる)という基準と、
100問をミスすることなく解くことができるという注意力・精神力を獲得することだぞ。
試練はあくまでも目的を達成するための手段の一つ。
98点や99点を連発してしまうということはこの力が欠けている証拠です。
そんな状況で満点になるまで再テストを受けまくっても意味がありません。
試練にクリアすることは目的じゃないからね?
目的と手段がすり替わらないように、試練に取り組む意味を明確にすることが重要だよ。
この力を獲得することが「目的」、英語の試練はあくまでもこの力を獲得するための「手段」だからね。
出典:セスタスより