勉強ができない大きな要因の1つが、学んだ知識を保持できないこと。
子供達は、学んだことを“保持すること”よりも、“入れること”に目を向けがち。
春期講習は授業が毎日あった。
だから、授業を受けただけ(入れただけ)だとしても、次の日くらいは保持できた。
保持しようと意識しなくても、保持できたんです。
だけど、今は違う。
授業は1週間に1回。
今日学んだことを、一週間後まで保持し続ける必要があります。
その1週間、保持しようと思って学んでいなければ、当然忘れます。
先日の普通クラスで抜き打ちテストを実施してみましたが、結果は散々。
数学という科目は、特に積み上げが大切な教科ですから、前回やったことが身についていなければ、授業を進めることが出来ません。
結局この日は、どうすれば1週間、1ヶ月、それ以上保持していられるかを考える時間にしました。
最終的には、準備しなくても解ける状態にしなくてはなりませんからね。
(2年生で習った連立方程式は、特に準備しなくても解ける。こういう状態です。)
この日の授業で話したことが、生徒達の心に響いているかどうか。
来週の授業でわかります。