9月18日(火)

【We will】

やらされている課題では悪くなる一方

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どうも陸田です。

 

 

この間まで異常な暑さだったのに、最近は雨も多く、涼しいというより寒くなってきましたね。

僕は鼻炎持ちで1年中鼻ズルズルなんですが、ここ最近はかなりひどくなってきました。

 

 

 

 

 

さて、先週の土曜日におこなわれた中3会議では、どの科目も満遍なく勉強できるように、我々は各科目1週間で4時間未満の課題量に設定しました。

 

 

もちろん、数学も4時間の中でおさめます。

 

いまの数学の課題というのは、知っているかどうかよりも考えられるかどうかということに重きを置いています。

生徒次第では、考えることを放棄すれば30分くらいで済むでしょうし、逆に4時間以上平気でかかっちゃう生徒もいるでしょう。

 

そういったことも防ぐという意味で、考える時間の目安を伝えた上で課題を出しています。

 

さらに、年度によってクラスの雰囲気は違いますし、課題だって十人十色です。

 

 

どのくらい勉強できるだろうか

どんな課題を出せば伸びるか

どんな出し方がベストか

どんな課題ならやる気を出してくれるだろうか

 

色々なことを考慮に入れて、クラス・生徒ごとに表情を思い浮かべながら考えています。

 

 

 

 

ただし、やらせる課題になってはいけません。

 

こちらが与えるものが多ければ多いほど、生徒は受け身になってしまうでしょう。

 

 

理想は生徒達が必要なものを自分で考えて、僕らはそれをサポートすることですから。

 

 

 

 

私立高校さんの中には、勉強時間をどの学校よりも確保して、

休みも部活も削ってとにかくやらせる!

ってところもありますが、僕は好きじゃないです。

 

 

 

時には強制も必要なことはありますが、強制を全面的に出すと拒否反応が出ますからね。

 

 

イヤイヤやっても良くなるはずがない。

 

 

 

 

 

「与えられたからやる」

ではなく、

「自分のために必要なものだからやる」

というふうに、自分事として捉えないと意味がありませんからね。

 

 

 

 

 

今年の子たちは、僕が伝わっているだろうと思っていても伝わっていないことが多い学年です。

今まで、色々な方法を試してきましたが、空振りの連続。。。

 

 

結局、自分を変えられるのは自分

 

 

だとしても、僕らはサポート役。コーチです。

何度でも試行錯誤して伝え続けていきます。

 

 

 

 

 

やらされている課題じゃなく、自分のためにやる課題

 

 

 

 

 

そんなことを、心掛けています。