中学1年生から絶対にやっておくべきこと
新中1の空気がいい。まず、みんなが話をちゃんと聞こう、聞き逃さないようにしよう!と思ってくれている!こちらが指示しなくても、生徒たちは話を聞きながら重要だと思ったことをどんどんメモする。吸収しよう!という気持ちが溢れ出ている。こちらが問いかければ、私はこう思う、オレはこう思う、と発言が出てくる。前週に伝えたことも、授業の内容も、クラスの大半が復習してくる。授業時間直前に来る子は少なくて、みんな早めに来て前回の授業の復習したり、学校のワークを進めたりしている。授業がない日に友達と約束して自習に来る。互いに今日の目標を決めて進めたり、わからないところは教え合ったりしている。悔しがって、それをパワーに変えて修正してきた子もいるし、周りのやり方と自分とを比較して、良いところを取り入れて修正してきた子もいる。今は余裕があるからという理由で、「学校のワーク先に進めよう!」って発言が出る。それを聞いて、周りもやり始める。テストの準備も、その範囲にとどまらず、できるところまで準備している。みんなで目的を共有出来ているような一体感があるし、失敗を恐れずに、もっと成長しよう、どんどんより良くなっていこうという気持ちが溢れ出ていて、プラスな発言が飛び交い、周りが影響を受けて動いていて、活気がある。本当に良いクラスです😊中1は例えていうならまるでスポンジのよう。伝えたことを次々に吸収していっています。所詮は義務教育の内容です。誰だって“ちゃんと”“やれば”できます。どうすれば“やれる”のか。何のためにやるのか、何につながるのか、何を得られるのか、ということを考える。“やれる”人は動機がはっきりしていて、そこまで考えられているからやれます。“ちゃんと”とは何か。物事には目的や意図があり、それらを理解しているか。それらを達成できるようなやり方になっているか。はたから見れば同じことをしていても成果が異なったり、同じ授業を受けていても学力に差が出たりするのは、何を考えながらやっているかが違うのです。大きな岩。それは、その人の根本となる考え方です。大きな岩は、後になればなるほど入りづらくなっていきます。できるだけ早い段階で考え方を植え付けることが、科目を教えることなんかよりはるかに重要。ウィルの実績が毎年安定しているのも、この『教科で考え方を学ぶ指導』が大きな理由です。その意味で、中1は中2、中3よりも大事な学年です。
- テーマ:
- 12期生