「できない」と「やらない」は違う。全然違う。
やっているのに「できない」としたら、それは指導者の責任。
あなた(←指導者)のせいだろ!って言ってやれ。
たまに、やってないのに「できる」奴がいたりするでしょう。
羨ましいと思うよね。
自分もそうでありたいと思うよね。
もしかしたら、やってるのにできないことが恥ずかしいと思うかもしれない。
そんなことないからね。
Easy come Easy goって言って、easy に手に入ったものは、easy に出ていってしまう。
やってないのにできたことには、長期的には価値がない。むしろ次のステージでダメになる可能性を上げてしまっているという意味ではリスクでしかない。
もう一回言うけれど、やってないのにできるはめちゃくちゃ怖いことなの。
「やらない」で「できる」経験をしてしまうということは、イコール「やる」経験を積まずに次のステージに行ってしまうということだから。
中学時代に、たまたまサッカーが向いていて、大して練習しなくてもトップクラスに上手い。みんなから「アイツはすごい」「才能、ハンパない」とか言われていた奴が、サッカーの強豪校に行って、すぐ辞める。なんてこと腐るほどある。
長期的に考えれば、やっぱり一番大切なことはやれるかどうか。できるできないじゃない。
「やる」力とは、重い腰をグッと持ち上げる力です。
その一番大切なことをやっているのに、それでも伸びなかったのなら、伸ばせない指導者に、指導者の技量に問題がある。
何度でも言うけれど、指示どおりやっていて伸びないのなら、それを決して自分のせいにしないこと。指導者の責任にしていい。