人それぞれ、一人一人に異なる人生があるわけで、ゆえに万人に通ずるような、いわゆる絶対解はないと思います。


一人一人が、目の前に起こる問題になんらかの選択をして、その結果は甘んじて受け入れ、納得するように努めていくことが人生だとするならば、


目の前の問題に対して、どのように解決していくか、問題解決能力を育てていくことは、人生においてとても大切なことなのでしょう。


まだ50年くらいしか生きていませんので偉そうなことは言えませんが。


今日、中学生に伝えたいのはそういうことではなくて、ただの受験の話です。


義務教育という枠組みの中からしか出題されない、しかも入試には出題に決まった傾向があり、かつ過去に何十万人と同じことをした観測データも揃っているという、極めて絶対解に近いものが存在する、それが受験です。


本来ならば「教育」なのですから、自分の望むものを手に入れるために、様々な方法を用いて、試行錯誤を繰り返し、目標に近づいていくという、人生の練習をすること、その経験にこそ価値があると伝えたい。


でも、それでは塾としての役割は果たせません。


絶対解はありますので、それを伝えます。キミたちが本来なら試行錯誤して探し出すべき解を伝えますので、その通りにやってください。


これが最短です。これ以上の近道はありません。これでもやれないのなら、それは「志望」校の定義から外れます。「夢想」校などではなく、志望校を見つけてくださいね。