先日、決算のために顧問税理士の方と話し合いの場がありました。
そこで、コロナからオンラインが一気に進んで、スマイルゼミとかスタディサプリとか、そういったオンライン塾が台頭してきてる件についても話の中に出たのですが、
税理士先生曰く、
三人の子育てを終えた身からすれば、どんな素晴らしい教材であっても、やらない子、できない子には効果ないですよ。
だって自分でやらないんですから。やらなければ何を与えたって効果なんて出るはずない。
うちの子たちも、「自分でやれる」子の方はやるからね。結局、何をやらしたって効果はあって、じゃあ何が最も効果があるんだろう?って話になるんですけど、「自分でやらない」子の方は何をやらせたって、やらないんですから。やるものが何か、じゃないんですよ。塾とか家庭教師とか、やる気にさせてくれる人、やるように仕向けてくれる人が側にいないとダメなんですよ。
僕もそう思います。というのも、自分もそうでしたので。
小学生の頃、赤ペン先生をやってた時期がありましたけど、ほとんどやらずに積み上がっていくだけでした。
マンガとか面白そうな企画だけやっていたので、半年も経たずに、ただ怒られるだけの代物なってましたね![]()
でも、それでも親になって考えたら、塾とか行かす前に一回試しちゃうかな。
だって、もしかしたら、「自分でやる」かもしれないし。
オンラインとか教材とか、塾と比べたらまず値段が段違いに安い。加えて、塾みたいに生活リズムを合わせる必要もない。
となれば、まずは一回、半年くらいやらせてみて、ダメそうなら塾って、考えちゃうかな。
超高学歴の税理士先生のお子さんですらそうなのだもの、その半年間のお金、きっと無駄金になるんでしょう。そのお金、ドブに捨てることになるんでしょう。
ちゃんとその覚悟をした上で、それでも一縷の望み、わずかな可能性に掛けてみたい、と思う。
そう考えると、AIとかも大半の人にはきっとあんまり意味ないんでしょうね。
新型コロナウイルス初年度、すべての学校がオンラインに移行した結果、学力上位層は伸び、中位層は概ね下がり、下位層は目も当てられないほどの状況になったことを考えると、一部の層以外は結局のところ、人の力が必要だということなんだと思う。
じゃなかったら、東進ハイスクール(言わずと知れた、林修先生などの日本最高峰の講師陣の動画を見られる予備校)以外の塾や予備校はとっくに日本から無くなっているはずだもの。