今回のブログは、お子さんと一緒に読んでもらう前提で書きます。
まず知ってもらいたいこと。
それはスマホがどれほどキミたちの人生を変えてしまうかということです。
人生とは、人が生きる時間すべてのことですよね。
で、その人の「今の時間」は、その人の「過去の時間」によって作られる結果です。
なぜなら過去に見てきたこと、感じてきたこと、身につけてきたこと、そういったことの上に、今の自分があるからです。
だからこそ若いキミたちにとっての1時間はものすごい価値を持つ。
老いた我々の1時間とは、人生に影響を与える濃度がまったく違う。
だって、キミたちがこれからの3年間を捧げてできないことってほとんどないんだよ。経済学者が算出したらさ、日本人の中高生の1時間の価値は、およそ3万〜3万5000円なんだってさ。それくらいの価値なんだよ。
その大切な大切な時間の大半を奪われていること。
ゲーム会社やスマホメーカー、SNS運営会社などの思惑にまんまと乗せられて、刹那的な快楽に溺れてしまっていること。
ここに大人が強く反発する理由があります。
ここからは引用記事です。
>極めてテクノロジーに精通している人ほど、その魅力が度を過ぎていることを認識し、制限した方がいいと考えている
>フェイスブックの「いいね」機能を開発したローゼンスタインは、自分のフェイスブックの利用時間を制限することに決め、スナップチャットのほうはすっぱりやめた。依存性ではヘロインに匹敵するからと言って。スマホの使用にブレーキをかけるために、本来は保護者が子供のスマホ使用を制限するためのアプリまでインストールした。
>アップル社の創業者スティーブ・ジョブズでさえ、iPadはおろか、すべてのデジタル機器について、わが子のスクリーンタイム(視聴時間)を厳しく制限している。
>マイクロソフトのビル・ゲイツも、子どもが14歳になるまでスマホを与えていない。
ゲーム会社やスマホメーカー、SNS運営会社などは、キミたちの欲を増幅させ、キミたちの時間を喰い物にして、操ろうとする。
なぜだ。自らの儲けのためにだ。
世の中の道理を少なからず知っている大人はこのことをよく知っている。だから、どうしても我が子を守りたい。
後編へ続く。

