ドラゴン桜という漫画をご存知でしょうか。
僕の今の力は、どんな生徒でも28人集めたときに平均偏差値で60~63のレベルにまで仕上げられる、ss60を一番高いところにした山を作れるというものです。
三田紀房氏の大ヒット漫画でドラマ化されたことで有名ですね。
その三田紀房氏が、ドラゴン桜の前に書かれていた野球漫画に『クロカン』というものがあります。
元々、三田紀房氏が得意とする分野が野球だと聞いたこともあり、また監督が主人公だということもありで興味はあったのですが、漫画を読む習慣が昔からあまりないもので、ドラゴン桜はおもしろい!と思ったものの、今まで手にしたことはありませんでした。
しかし最近になって、たまたま『クロカン』をタダで読む機会が舞い降りてきてからというもの、高校野球の監督という仕事と自分の仕事を重ね合わせて読み耽っています。
さて、この漫画、かなり緻密な取材をして作られた作品ということで、いわゆる青春スポ根漫画とは異なり、主役のチームがよく負けます。
3年間で春夏合わせて甲子園出場は2回だけ。他は負けます。まったく歯が立たずにコールド負けすることだってあります。
負け方も、集中力不足や油断だったり、チームにネガティヴな感情が蔓延して総崩れしたり、遊びがしたくなって練習サボって崩れたりと、まあ所詮は高校生、実力もそうですが、心を育てることの方がはるかに難しくて、なかなか監督も大変です。
勝つんだという強い気持ちを持って、常に考え、自らのやるべきことを冷静に判断し、決断することができる心を育てれば、高校野球は勝てる。
監督はこのポリシーのもと、心の成長なくして全国制覇はない!と生徒一人一人にとにかく考えさせます。
ライバルとなる相手チーム(というより相手チームの監督)もいい味を出しています。
練習以上のものは本番には出ないと、反復練習を繰り返し、手堅く仕上げてくる監督。
失敗してもいい、挑戦することを大切にする監督。
とにかく伸び伸び楽しむことを優先する監督。
逆に敵は自分の中にあると、感情を内に向けることに徹底させる監督。
などなど。
そして、それぞれポリシーに違いはあれど、そういった力のある監督は、毎年一定のレベルのチームに育て上げるのです。
※ ときどきスーパースターが現れて、無名の監督のチームが勝ち上がることがありますが、結局は監督の能力の違いで負けてしまう。
取材をして書き上げたとはいえ、あくまで漫画です。
しかし、現実もきっとこれに近いところがあるのではないでしょうか。
強いチームを作れる監督たちに共通していること。
それはポリシーがあって、かつ、その言葉には心を揺さぶる力があること。
僕の今の力は、どんな生徒でも28人集めたときに平均偏差値で60~63のレベルにまで仕上げられる、ss60を一番高いところにした山を作れるというものです。
これがどれくらいの力なのかは周りが判断することだとして、僕としては、さらにもっと高いレベルに上げるためにさらなる何かを考えていかなければならない。
なぜなら監督で、これほどの違いが生まれるのですから。
安寧することなく、そして失敗を恐ることなく、よりよい指導法を考え続けなければならないと奮い立たせられました。
ただ・・・逆を言えば変えて悪くなる可能性もあるんですよね。失敗が許されないからこそ、逆に大きくは変えられないところがなかなか(^^;;