長崎・佐世保同級生殺害事件

「母が死んだから」とか、「父が再婚したから」とか、そんなのは断じて関係ない。

自分も含め、世の中に幼いころから片方の親がいなくなるケースなんて山ほどある。

これほどまでに異常な犯罪に至った原因探しなんて、どれほどの意味があるのかわからないけれど、もし原因を探すならば、探すべき場所は社会でもアニメでも学校でも交友関係でもない。

父から娘への接し方、親子関係、そこに尽きる。

報道でしか知るすべはないけれど、小学時代に5回も他人の給食に塩素を混入させていることや親への金属バット暴力、小動物の解剖、高校入学後は不登校、など数々の問題行動を起こしていた娘に対し、(何が理由かはわからないが)一人暮らしをさせてしまっているのはなぜか。

あたかも厄介ばらいをしているのではないかと疑いたくもなるような父親の判断は、よほどの理由でもない限り「育児放棄」とみなされても致し方ない。

子供の心はちょっとした環境の変化でうつろうもの。


そういった子供の心のうつろいに誰よりも対応できる一番の人、それは親に決まっています。


環境の変化には避けようもないことも多くあるでしょう。

今回の事件を起こした子のように、また僕ら兄弟もそうであったように、母親が癌で急に亡くなるなんてことも起こり得ることです。

そういった環境の変化で我が子がどんどん変わっていってしまう。


自分ではどうしていいかわからない。

環境の変化のせいにして逃げたくなるかもしれない。


でも、それでも逃げることはしてはいけない。だって親しかいないのだから。

何が正解かわからない、それでもとにかく必死に向き合う。

 
向き合うことに意味がある、と思う。

 
その親の覚悟は、子が大人になったときに必ず伝わります。