子どもたちに『生の政治』を語りたい。
教科書や本ではわからない現場の声。
それを知った上での言葉の方が、絶対に興味・関心を引き出せるはず。
そう思い立ってから、この数ヶ月で、たくさんの議員(10人以上)の方々や市長とお会いすることができました。
何にもわからない、何のつてもない、まさに手探り状態で始めたことですが、自分が動けば、周りも動いてくれるものですね![]()
それにしても、生の声はやっぱり全然ちがう。
それを見た上での言葉は、同じ言葉でも力が宿っているとでもいうのでしょうか、影響力が違います。
それにしても、政治家の方々はすばらしい方、いっぱいですよ!
数人で卓を囲み、市政についてあれこれ議論し合う姿、30万都市の市長の力、実際に見なければわかりません。
そう、実際に見ないとわからないことだらけなんです。
夢を持たない、目的や意義を見いだせない子どもたちと言われて久しいですが、子どもたちの方から夢を描かなくなったのではありません。
子どもは変わっていません。
社会が複雑化するにつれて、働く親、大人の姿が見えない今の社会において、子どもたちは将来をイメージするモデル、大人のロールモデル、仕事のイメージができなくなっているのでしょう。
その証拠に見たことがある仕事には関心が強いんです。
子どもたちの将来の夢ランキングを見てみると、教師や警察、美容師や医者、看護士などに偏っているのはきっとそのせいではないでしょうか。
とがいえ、現実的に流れを過去に戻すことなどできません。
実際に見ることが難しいのなら、代わりとなる他の方法を考えていくしかない。
目標を持った子どもの力は天井知らず。
子どもたちの前に立つ仕事をさせていただいているのですから、自分が社会と子どもを繋げる存在になれればいい、そう自分の器も考えず、おこがましくも思っているわけです。
もちろん、まだまだ、全然できてないんですけどね。
でも、そういうことをやらせてもらえる環境、3年間という長い目で見てくださる保護者がいる、そういった方々に支えていただいているのですから、それに応えなければいけない、その使命感が僕のエネルギーです