うちの塾では、

 

「全員で進み、全員で勝つ!」


ということで、一部の生徒による合格実績なんかではなく、


全員が上がらないと数値も上がらない

 

『平均偏差値』


を大事にしています。

 

 

ちなみに、この平均偏差値、歴代の卒業生の記録として壁に掲げてあります。

 

そう、この数字はずっと残るのです。

 

卒塾しても頻繁に訪れてくれる教え子が多く、また、大学へ進学後、講師として戻ってくる教え子も多いウィルでは、この記録は時代を超えた繋がりを作ってくれます。

 

先輩たちは、後輩たちが自分らと比べてどうなるのか気になる。

後輩たちは先輩たちをを如何にして超えるか、楽しみの一つになる。

 

※ ヒントの一つは、大学の部活(体育会系)。10年も前の先輩なんて、当然知りもしない。

でも、繋がるんですよね、大学の部活って。あれがホントにすばらしいなと思いました。

伝統ってこうやって作るんだな、そう感じた経験です。

 

こういったことができるのも、定員制で学年持ち上がりである、 うちだからこそ。

 

ウィルが、塾というより、「もうひとつの学校」と言ってもらえる理由でしょう。



 

さて、話を本題に。

 

今年の中3、第10期生の20人以上が受験した初めての北辰テストが返ってきました!

 

かなり多くの生徒が、「自己ベストだ」とか、めちゃくちゃ高い自己採点結果を言ってくるので、正直ほとんど信じてませんでした(笑)。

だって、期待しておいてダメだったら凹むからね。

 

その結果、いざ、開けてみると・・・

 

学年27(1名、諸事情があり未受験)名の平均偏差値

 

国語   ss 57.7  

数学   ss 59.2  

英語   ss 60.1

3教科  ss 59.9 

 

県内上位3%未満を表すss70は4名。
県内7%未満を表すss65~69は5名。
県内16%未満を表すss60~64は5名。
ss55~59は6名、ss50~54は4名、

平均点である偏差値50を残念ながら下回ってしまった生徒は3名。

 

これをクラスごとに分けて換算すると、

 

選抜クラス(12名)の平均偏差値:

国語   ss 66.6 

数学   ss 64.7  

英語   ss 66.0

3教科  ss 67.0 

 

普通クラス(15名)の平均偏差値:
国語   ss 50.6  

数学   ss 54.9  

英語   ss 55.3

3教科  ss 54.1 


英語科担当講師としては、普通クラスの英語が少しウマく行き過ぎたかな、というのはありますが、それ以外は例年通り、カッコつけて言えば僕の計画通り(笑)。

 

彼らは「上がった!上がった!」と喜んでくれていますが、講習前までは、単語と和文英作での文法理解しかやらない、という僕の手法では、初めて長文に入り、とにかく読みまくった講習後の北辰で、いい数字が出るというのは当たり前なんですけどね(^_^;)。

 

平均偏差値は59.9か・・・大台までほんの少し足りなかったですが、まぁ、次でいっちゃいましょう!

 

今年の、特に選抜クラスはかなりチームワークがいいですからね。

70以上、バシバシ出るんじゃないでしょうか。

 

昨年は孤高の天才型が多くて、仲はメチャクチャ良かったですけど、勉強は一人一人、黙って黙々と勝手にやるような感じでした。

仕事とプライベートはきっちり分けます、みたいな。

 

今年はピラミッド型チームで、リーダーシップをとる者がいて、「行くぞぉ!」「おお!!」的な勢いがあります。

 

昨年は惚れ惚れするほど大人なチームで、僕らが口を出すことはほとんどなく、ただいるだけでよかったですが、今年はいろいろな意味で楽しそうです(笑)。

 

 

最後に、今回、(初の)ウィルNO.1をとったリーダーの1人。

県内5万人以上が受験した今回の北辰で上に240人しかいなかった彼。


今年の選抜クラスの雰囲気を作ってくれていると言っても過言では無い、リーダーシップをとってくれる彼のカッコいい発言の数々をここに。

 

(中3最初の授業にて、目標を決めてそこに向かって努力しよう、今ならまだ可能性はどこだって残っているんだ、と鼓舞した後で、志望校をノートに書くよう指示を僕が発した瞬間の彼の一言)


「え?書く必要あります?まだ一年あるんでしょう?一番上の高校以外にどこを書くんですか?」

 

彼の発言後、他の男子生徒たちが一斉に自分の書いた文字を消し始めたことは言うまでも無い(笑)。

 

 

(偏差値69。後1問で前進という冊子に名が残ったのに、と凹んでいた生徒に向かっての一言)

 

「前進てのは、必死に努力した人が載れるんだ。オマエはまだそこまでやってねぇだろ」

 

 

まさに、イケメンですね。

 

うちの女性時間講師が「後7年遅く生まれていれば!」と笑ってました。