昔とは少し違う視点で物事を考えるようになった、と思う。
受信できる範囲が少しだけ広がったから、そう思いたい。
とはいえ、まだ固まっていないので何も書けない。
公立中学校に+αを加えることによって、私学以上の教育内容にする。
その+αになる。
塾という視点ではなく、中学校に併設しているような、そんな場所になる。
「点数を上げる」ことを目標にはしない。
目標は、自らを律し、自らを育てられる人間を育てること。
社会に求められる、社会で自由に生きられる人間を育てること。
そういった人間性が身についていけさえすれば、当然のように「点数は上がる」。
ここまでが、今までのウィル。
そして、その「かたち」はある程度できあがった。
入塾してくれた全員の偏差値、いわゆる平均偏差値に着目し、それを目標に掲げたのは、多分ウィルが最初(だと思う)。
全員が伸びていかなければ上がっていかない「平均」を掲げることによって、全員が伸びていることを立証できたと思う。
おかげさまで、今ではたくさんの方々の支持をいただき、キャンセル待ちまでしてくださるような、そんな特別な塾になることができた。
さて、ここからが今考えていること。
たまたまだけれど、ウィルの今の時間講師には、とんでもない人が幾人かいる。
彼らはきっと、いや間違いなく将来の日本を背負っていく人たちだ。
その中のある2人の女性、彼女らと話していて目が啓いた。
彼女らは、障害を持って生まれてくる子どもたちへの教育を専門にしている。
そういった障害を持った子どもたちを多く見てきている。
そういった研究の、まさに最前線にいる。
僕にとって、いや、多くの人にとってよく知らない世界。
人間は皆、同じ能力の下で生まれてくるわけではない。
本当の意味でやっと「わかった」。
今まで、人間そんなに差なんてない。
誰だって努力すれば追いつく、少なくとも近づける。
そう思っていた。
そういった学校教育を受けてきたから、疑えなかった。
この歳になってやっとわかった。
歴然とした差はある。
努力で如何ともし難い、そんなことだってある。
でも、それを受け入れた上で言いたい。
それが何だ。
幸せになること、社会に出て「幸せ」だと感じられることが一番大事なんだ。
幸せって何だ?
それは自分を認めてもらえるってことだろう。
認めてもらえる人間性、そんな性格を育てていこう。
性格は、自分次第でいくらでも変われる、少なくとも能力よりは変えやすい。
約束は守る。
人の話は目を見てしっかりと聞く。
自分の意見をしっかりと持つ。
相手の立場、相手の気持ちを考える。
他人が喜ぶことをする。
道理を通す。
不機嫌を人にぶつけない。
昨日の自分よりもいい人間になろうとがんばる。
笑顔を絶やさない。
ミスは素直に受け入れて、すぐに改める。
「ありがとう」と「ごめんなさい」の言葉を素直に出す。
そして、自分のためだけではなく、誰かのために生きる。
そのために、どのように働きかけるのが一番良いか。
・・・うまく書けないな、やっぱり。
まだまだ構想途中。