だからどうした?と言いたい。
人はみな同じ環境の下で生まれてくるわけではない。
生まれた環境によって「違い」は当然ある。
でも、だからなんだ?
「違いがあって当たり前。でも、そんなの自分次第でいくらだって覆せる。自分の人生は、自分のがんばりでいくらだって変えられるんだ。」
違いがあることは当たり前のことなんだと伝えること、その上で、自分で切り拓いていくフロンティア精神を育てていく、それが教育の役目だろうし、目的の一つだと思う。
生まれに対して、「だからどうした?」と言えることが重要なのであって、違いがあるから、格差を是正しようというのは間違っていると思う。
みんな「同じ」だなんて、同じこそがすばらしいなんて、そういった視点、ありえない視点で物事を考えると見誤る。
同じなはずも無いものを、無理に同じにしようとすればひずみが生じる。
生まれた環境によって差があるなんてことは、調べるまでもなくわかりきっている。
東京と北海道でさえ違う。
日本と北朝鮮なら尚のこと。
違いなんてどうでもいい。
誰にだってチャンスは必ず来るんだよ、そう胸を張って言える社会なんだと伝えていけばいい・・・と思う。
小6正答率、世帯年収で差=学力テストの追加分析-文科省
8月4日21時53分配信 時事通信
年収が多い世帯ほど子供の学力も高い傾向にあることが、2008年度の小学6年生を対象にした全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)を基に行われた文部科学省の委託研究で4日、分かった。学力テストの結果を各家庭の経済力と結び付けて分析したのは初めて。
委託研究では、5政令市にある公立小100校を通じて、6年生約5800人の保護者から家庭環境などのデータを新たに収集。個人名が分からないよう配慮した上で、学力テストの結果と照合した。
学力テストには、国語、算数ともに知識を問うA問題と活用力を試すB問題があるが、世帯年収ごとに子供を分類すると、いずれも200万円未満の平均正答率(%)が最低だった。
正答率は年収が多くなるにつれておおむね上昇し、1200万円以上1500万円未満だと200万円未満より20ポイント程度高まった。ただ、1500万円以上では正答率が微減に転じた。