先日の福岡・大分での豪雨、甚大な被害となりました。5年前の豪雨災害と同等の被害が出ているそうです。被害にあわれた方に、心よりお見舞い申し上げます。最近、自然災害のニュースを見るたびに、「想定を上回る」、「観測史上1位」という言葉を耳にします。やはり地球が悲鳴を上げているのでしょうか。今年の夏は、例年以上の暑さだそうです。熱中症や急な豪雨にはくれぐれもご用心下さい。
15日は、菊池の実家のお盆でした。仏壇とお墓にお参りして、夕方からは食事会。今年は、私の次男、甥の妻と長女が加わって4世代20人、さらに賑やかになりました。両親もいつの間にかひいおじいちゃんとひいおばあちゃんになってしまいました。ご先祖様に感謝しつつ楽しいひと時を過ごすことが出来ました。
さて、もうすぐ夏休み、夏期講習です。言うまでもありませんが、夏休み中は学校の授業は進みませんし、授業がないから自由にできる時間がたっぷりあります。自分で計画して、自分の好きなように勉強できます。もっと勉強できるようになりたいと思っている人には、絶好の機会ですね。
そこで必要なのが計画ですが、その前に一番大事なことは「自分の限界を捨て去ること」です。子どもも大人も同じですが、みんないつの間にか自分の限界を作ってしまっています。確かにスポーツや芸術の世界では能力の限界があるのかもしれませんが、勉強に関して言えばほとんどありません。現在の能力(学力)と目標によって必要なこと・必要な時間は違いますが、君は必ずもっと勉強が出来るようになります。心からワクワクするような、本当に欲しい結果(目標)を決めて下さい。そのうえで、目標を達成するための計画を立てていきましょう。計画表は宿題ではありません、君の人生の成功計画書です。
① 君の持っている限界を捨て去ろう
限界は君の頭の中にしかありません。君は、良くも悪くも君自身の思っている通りの人生を歩みます。人生を決めるのは、君の感情(想い、思考の習慣)だけです。
② 心の底からワクワクするような結果(目標)を決めよう
「勉強が出来るようになりたい」、「志望校に合格したい」ではなく、「夏休み明けの実力テストで90点取る」、「模試で偏差値65以上になる」というような具体的目標を決めましょう。
③ 必要な勉強を考え、計画を立てよう
例えば英単語を800個覚えるとします。40日で割って1日20個ずつ毎日コツコツやる、ではダメです。10日目には1日目の単語のほとんどを忘れてしまいます。チェックと反復まで考えましょう。
④ 毎日ふり返って修正しよう
計画はそもそも計画通りに行かないものです。予想外のトラブル(家族でお出かけ、病気、台風など)がつきものです。出来たことと出来なかったことを振り返り明日からの計画を修正しましょう。
⑤ 成功のカギは大量行動
あなたは逆上がりが出来ますか。私は出来ません。理由は簡単、いくらやっても出来ないので、恥ずかしいので、途中であきらめてしまったからです。もしかしたら、あと5回で出来たかもしれませんね。
最後に、行動できないのは結果が見えないからです。大金が入った透明な封筒が道端に落ちていたら、だれでも拾いますよね(交番に届けるために)。お父様・お母様、勉強の素敵な結果や価値をお子様にたくさん見せてあげて下さい。