Dream20号(平成28年12月号) | 「進学塾ウィル」のオフィシャルブログ

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子どもたちに夢と希望と勇気を届ける学習塾「進学塾ウィル」。
夢へ向かって進む子どもたちの成長の記録、子育てに役立つ情報ををお伝えします。

朝晩の冷え込みが厳しくなってきました。熊本は、クリスマスが近づくと一気に冷え込みますよね。寒くなると同時に、インフルエンザやノロウイルスの流行も本格化してきています。今年は地震の影響もあって、小児病床が不足しているといいます。そこまで重症化することはあまりないでしょうが、予防に越したことはありません。受験生はみんな予防接種を済ませていると思いますが、受験生以外もしっかり予防して下さい。

 

先月、年少の息子と保育園のみかん狩りに初めて参加しました。息子の大好きなバスに乗って、天水のみかん園へ。天気にも恵まれて、とても楽しく過ごすことが出来ました。いつものことですが、自分一人でみかんをハサミで取っている息子の姿に成長を感じました。初めての体験をすると、「いつの間にこんなことが出来るようになったんだ」と感じることが多々あります。親の知らないところで、子どもは成長しているものですね。みかん狩りから帰った後は、早速おばあちゃんの家に行きました。「こうきくんが取ってきたみかんあげる。おいしい?」と自慢げに話す息子。小さな成功体験を積み重ねながら、大きく成長して欲しいなと思います。

 

 

 さて、今年も受験シーズン到来です。先月から行ってきた保護者面談も終わり、受験校もほとんど決まりました。あとは、合格のために出来ることをすべてやるだけです。子どもたちのギアも一段上がったように感じますが、受験勉強(学校の中間・期末テストの勉強にも言えることです)で皆さんに一番注意して欲しいこと、それは過去問や実践問題の使い方です。そもそも試験は、学力の到達度を測るためのものです。どこまで理解できているのか、どこまで知識が充実しているのか、どこまでの学習能力・職務遂行能力を身に付けているのかを測るためのものです。それを事前にチェックするために、過去問や実践問題を解きます。だから、大事なのは問題を解いた後の学習なのです。

 

①過去問などを解いて、どのような形で出題されるのかをつかむ。

②自分がどこまで出来るようになっているか、不足しているのは何なのかをつかむ。

③理解や知識が不足しているところを、もう一度学習する。出来るようになるまで繰り返し学習する。

④本番のテストでの出題を予測して、学習していく。

⑤試験本番まで維持できるように、何度も繰り返す。

 

 試験勉強だからと、問題ばかり解いていても力はつきません。学習時間の割合で考えると、過去問・実践問題5割、理解・暗記5割、が目安です。理解や暗記の時間を大切にして下さい。

 

 今年の塾生の最初の受験となった、12月10日のルーテル中学校の奨学試験、見事合格を決めてくれました。受験前は、月曜日から土曜日まで毎日塾に来て頑張っていました。小学生ですが、日曜特訓にも出席していました。やれることはすべてやった結果です。皆さんも、合格目指して、自己最高点目指して、一緒に頑張っていきましょうね。