Willどうぶつ病院の尿検査 その壱 | willどうぶつ病院のあれこれ

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猫×3(9歳♂、4歳♂、年齢不詳♂)と人々(年齢お任せ♀)で診療している18年目のWillどうぶつ病院です。

尿についてのガイダンス編~

尿は、血液から腎臓で作られる液体

血液→腎臓→尿管→膀胱→排尿 という順番です

つまり、体の中を巡り巡った血液を腎臓というフィルターにかけて

必要なものを再吸収、いらないものを体外に排出するように分けて

いらないものが尿管を通り、尿として膀胱でいったん貯めておきます。

ある程度溜まってくると排尿するわけです

簡潔に書くとこんな感じですが、どえりゃ~機能です

腎臓はみなさんにも基本2個ずつ備わっています~ 

ちなみに、膀胱は1個です

さて~

尿のトラブルでダントツに多いのはネコさん
起こりうる症状をひっくるめて
「猫下部尿路疾患 FLUTD」
と言われています。

もちろん、わんちゃんもあります
「犬下部尿路疾患 CLUTD」

FはFerine(ネコ) CはCanine(イヌ)
あとは Lower Urinary Tract Disease といいます。

他にも言われている名前はありましたが、定義があいまいとか
問題があるらしく、現在はほぼこの名前で呼ばれています。

尿から異常をみつけるには、排尿回数や、排尿時の異常がないかが気が付きやすいと思います。
(中には、排尿状態や回数が正常なのに、尿検査で異常がでるということもあります)

ねこさんは、1日の排尿回数は1~2回以下。

4回以上は排尿回数が多いので、なにかしらの病気かもしれません。

また、トイレ砂の塊の大きさも重要です。

いつもより小さいまたは大きいということも見ておきましょう。

わんちゃんはいろいろです。

散歩のときに、回数多く小出しにしたり、まとめ出しをして、1日2,3回程度で済んでしまったり。

うれしょんやこわしょん、びっくりしょんなど・・・、いろいろあります。

なので、回数だけで判断するのは困難なこともあるため、

いつもより回数が多い、少ないで判断するとよいと思います。

ねこさん、わんちゃんに共通するものとして、

排尿姿勢をとっても、出ない、出にくい、時間がかかる

おしっこするときに痛がる

おしっこの色が赤い、濃い、薄い

排尿量が増えた、減った

においが変わった気がする

排尿のあとペットシーツがきらきらしている

尿に何かがまじっている

いつもと違うところで排尿している

など・・・

そんな兆候があれば、尿検査をお勧めします

次回は尿検査時の採尿方法です