大事なことは予め防いでおくこと その五 | willどうぶつ病院のあれこれ

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猫×3(9歳♂、4歳♂、年齢不詳♂)と人々(年齢お任せ♀)で診療している19年目のWillどうぶつ病院です。

今回は犬のノミ&マダニのお話~

相手を知っておくと結構おもしろいので、

以前書いたノミなお話はこちら参考にしてください。

の~み~1
の~み~2
の~み~3

それではマダニとは・・・

これまた嫌な相手ですが、やはりノミのように子孫を残そうと一生懸命なんです・・・

なので、基本的にはどこにでもいます。

初めはわかりにくいくらいの小ささ。

皮膚に食いついたら、セメント質で皮膚と自分を固定し、1~2週間は血を吸い続けます。

充分、満腹になり一目でわかるくらい大きくなったら、ぽろんと皮膚から離れて、

気持ち悪いくらい大量の卵を産みます。

左の点み見えるのが吸血前。吸血すると右側まで膨らむ・・・


指と比べてもかなり大きいのがわかります。




ダニ類の厄介なのは、病気の媒介すること。

人では、ダニの1種であるツツガムシの幼虫がリケッチア菌を媒介する「ツツガムシ病」が有名で、死亡例があります。

犬では、バベシア症が有名。

原虫類に分類される寄生虫(バベシア)を運びます

血液中の赤血球の中に住み着くため、貧血、黄疸、発熱などの症状を示し死亡例も多々ある病気

防げる病気になってしまうことは非常に残念

そこで・・・・

当院では、犬のノミ&マダニ予防薬としてフロントラインプラスとコンフォティスの2種類を採用しています。

フロントラインプラスは従来からあるフロントラインのバージョンアップしたもので、

ノミ、マダニ、シラミ、ハジラミまで予防&駆虫できます。

詳しくはフロントラインサイト

ノミには1か月から3か月、マダニには1か月効果があります。

地域柄、マダニがでますので、マダニの活動期(4月~12月ごろ)までは月1回。

それ以外(冬期)は1回をお勧めしています。

山や川などによくいくワンちゃんは通年でもよいでしょう。

そして

アルコールが基剤に入っているフロントラインプラスを付けた後などに気にするわんちゃん

皮膚病などで、皮膚につけにくいわんちゃん、ノミ&マダニ予防薬を自宅で付けた後でも

ノミやマダニに感染したことがあるわんちゃんなどに新しい飲ませるタイプのノミ&マダニ予防薬

「コンフォティス」があります。

コンフォティスサイトはこちら

これは、1か月効果なので、毎月投薬となります

コンフォティスはまだ新しい薬ということもあり、当院では、フロントラインプラスを気にするわんちゃんに

使っていますが、ストレスフリーになり、効果は良い感じです