かいせんちゅう ④ | willどうぶつ病院のあれこれ

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猫×3(9歳♂、4歳♂、年齢不詳♂)と人々(年齢お任せ♀)で診療している18年目のWillどうぶつ病院です。

いよいよ治療編

一般的にはイベルメクチンという薬剤を使うなり~

がっ

これにはMDR遺伝子が絡んで、イベルメクチンに過剰(過敏)反応する
犬がいるのだ。
それは特に、コリー種。 といえば・・・

コリー、シェットランドシープドック、ボーダーコリー、
オーストラリアンシープドック など

これらの犬種すべてというわけではありませんがダントツ多い。

しかし、それ以外の犬種でも過剰(過敏)反応するわんちゃんが
いるなり

「へえ~ イベルメクチンか どこかで聞いたことある?」
というオーナーさんは鋭いっ

フィラリア予防薬の成分の一つでもあります。
なので、犬は、フィラリア予防薬の添付書にあるとおりに、
イベルメクチンを使用する前には、フィラリアの検査をして
フィラリアの感染がないことを確認する必要があり

ねこさんの場合は、日本の院内で出来るフィラリア検査キットは
 ないのだ・・・

「ほかには?」 → まだあります

*コリー種にも安全性が高いといわれているセラメクチンという薬剤。
*ミルベマイシンオキシム(治療費は高めだが、安全性は高い)
*フィプロニルという薬剤の噴霧(耳以外は皮膚に
  刷り込むようにしないとだめとか)
があります。

3年目の当院では、幸いなのか、コリー種の疥癬虫症はまだ
ないので、この病気に関しては、イベルメクチンの使用がほぼ100%です。
やはり、効きます 確実な感じがありますね

忘れていけないのが

部屋、よくいる場所、ケージの中などの掃除
環境中からもらってきちゃったのだから、
再感染も防ぐ意味でよく掃除するなり

これで疥癬虫症もこわくないっ