かいせんちゅう ③ | willどうぶつ病院のあれこれ

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猫×3(9歳♂、4歳♂、年齢不詳♂)と人々(年齢お任せ♀)で診療している18年目のWillどうぶつ病院です。

おおまかに5種類に分けてましたが、
疥癬虫症(ヒゼンダニ症)としてひっくるめて書くなり~

どうしたら診断できるのか~

皮膚病変としてわかりやすいタイプがあり

たとえば・・・

犬 → とにかく痒い 
    耳や四肢の脱毛や痒み発赤
    耳のがさがさ
    腹部の発疹 

猫 → 頭や耳が異常にがさがさ

ウサギ → 耳の内側がとにかくがさがさ

そして 検査するなり~

猫は比較的、検出しやすいです がっ
犬はどちらかというと、検出困難です

それを踏まえて、診察台に落ちたフケをテープでとったり、
皮膚にテープを押し付けて採取したり、
鋭匙(えいひ:スプーンの小さいような感じですくう部分の
辺縁がやや鋭くなっている)で皮膚を削ったりして、
顕微鏡で虫体や卵がいないかよくよく観察します。
(写真があればよかったね・・・)

それでも犬は検出困難なことがあり~

ほかにも大切なことが

それは 問診と病歴 なり~

どんな病気でもそうですが、個人的に、問診や病歴を聞くのは
しつこいほうなのですいません・・・
頭の中で、その子の生活状態や性格も含めて、
なぜその状態になっているか、組み立てているわけで・・・
実は、聞いている間にも動物の様子は観察していますから~

検査で検出できなくても、病変部や問診などで、
疥癬虫症の可能性が十分に高ければ、
診断的治療に入ります。

いよいよ次回は治療編