耳 ~ear~ | willどうぶつ病院のあれこれ

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猫×3(9歳♂、4歳♂、年齢不詳♂)と人々(年齢お任せ♀)で診療している18年目のWillどうぶつ病院です。

時々肌寒かったりもまだしますが、
病院の前のケヤキ並木はどんどん
葉がでて緑が濃くなってきましたね。

まず、名前から。

耳は、垂れ耳、立ち耳の部分を「耳介」とか「耳翼」、
入り口から入って、鼓膜の部分までを「外耳道」といいます。
この、外耳道は長いですよ。下顎の近くまできています。

外耳道は、途中で曲がっていて、入り口から曲がり角までを
「垂直耳道」、その曲がり角から鼓膜までを「水平耳道」
とに分かれます。

この外耳道は優れもので、自浄作用があるんです!

エレベーター現象とかといわれたりするそうですが、
奥の汚れを入り口のほうにゆっくりゆっくり押し出して
いく作用があります。
ほとんど耳に問題のないわんちゃん、ネコちゃんの耳は、
入り口のみをきれいにしているだけでも、外耳道が
きちんと働いてくれているので、かなりの外耳炎予防に
なります。

但し、綿棒はお勧めできません。
綿棒の先は固く、外耳道をこするので、自浄作用に
逆らっていますし、炎症のもとになる可能性が高いです。
獣医師が検査のためにちょこっとというのはありますが、
耳処置で使うのはお勧めしません。
じゃあ、どうやったら・・・


次回は、耳処置(洗浄)についてです。