よけいな線を加えず、最小の線で対象物を描くのはとても難しい。
デッサン力とか、そういう要素もあるだろうけど
適度に省略するセンスというか、
観る側が補完するであろう想像力を見越しての描画力というか。

去年、新しくなった報道ステーションのオープニングをみたときに
意志を持って動く赤い糸の、まだ描いていない未来が
みえるような気がして、ちょっとドキドキしたことを思い出す。

ふとしたことから、その赤い糸の原画を作ったのが、大学生であることを知る。

報道ステーション オープニングの舞台裏

制作スタッフが彼の作品に目を留めるきっかけになった、
彼が自主制作した赤い糸がyou tubeで閲覧できる。

ちょっと長いけど、特に2分すぎたあたりからのくだりはぜひ見ていただきたい。

BGMが一瞬途切れて、姿をなしていたものが
ただの線にもどる。

音楽が途切れたときの、無になる気持ち、
誰しも一度は経験したことがあるのではないだろうか。

悲しくて大地にかえってしまいたいけれど
またいつの日か、必ずあなたの運命の赤い糸があらわれる。
そう信じたくなる作品である。



 


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