やり場のない深く溜まる力は、反って無気力を起こさせる。疲れきり、痩せ細った、病的なまでの飢えに苦しむあの渇望的な魂は、きらびやかな幻想的な焦がれを起こさせるように私には思われる。それが完成された瞬間、彼らはこの世界への復讐を果たすのだ。理想とは今を脱却したくて鼻持ちならないというあの不満足が起こさせる嫌悪感を多くを占めている。しかし、この嫌悪感と不満足は満たされることは永久に無いだろう。彼らは今の自分に戻った瞬間、また自己の嫌悪感と不満足原因に再度戻ってしまうからである。天上を突き抜けるような飛躍、または自己から何フィートも遠ざかるような快が急降下した時、耐え難い程の嘔吐を、また身体全体の生理を乱す不快感を及ぼす。怨恨、不満足、ニヒリン、理想主義はたんなる生物的生理運動である。