今回がグアムの話は最終回だ。

気を張りつめていたせいか、ちゃんと3時に起きれた。いや10分ほどは、もうろうとしていた。今から超特急で荷造りだ。
でももともと、トランクひとつに収める予定の荷物だったのだ。横75cmほどのスポーツバッグを買ったいまなら余裕・・あれ結構いっぱいだぞー?持ってきた衣類だけでスポーツバッグがいっぱいになった。あとワケわからんもので、トランクも結構詰まっている。でも予定どおり、収納にかかった時間は約10分だ。
 娘には、寝る前から外出用の服を着せて寝かせておいた。こちらは担ぐだけでオーケーだ。
トランク1つとスポーツバッグと手荷物用バッグ2個これで全部。
3時半ちょうどにフロントに降り立った。
素早くチェックアウトを済ませると、ミニバンがやってきた。
ロビーには今やってきたような、男2人組の日本人。(ちょっと怪しい人かも・・いやツアコンの人にも見える、きっとそうだ)
いまから空港に向かうのは、我が家族だけのようだ。
送迎は片道15ドルで話がついている。

空港に着いた。続々と日本人たちが、帰国便のために集まってきている。トランクを預けに2回に上ると、麻薬犬が待ち構えていた。といってもなんか人懐こい感じだ。妻が犬を従えた警官?に「この犬は何のためにいるんだ?なんか見つかったか?」などと聞いている。怒りもせずににこやかに答えるおじさん。
出国前に、飲み物や液体は、持ち込まないでと、絵で書いてある。皆さまざまな飲み物を取り出してテーブルに乗っけている。我々もミネラルウォーターとジュースを取り出した。あわてて飲めるだけは飲んでおく。ホテルの部屋にサービスで付いていたミネラルウォーター結局3本もおいてきちゃったよ。もったいない。

なんのかんので出国審査も終えると、最後のお買い物ゾーン、空港内免税店だ、まったくいまが明け方の4時ということがわからなくなるくらいキラキラと照明が輝いている。すげぇ、商売根性スゴイヨー。感心した。なんだ、最後に空港でこんなにショップが集まっているんなら、別に滞在中、DFSへ行かなくてもいいじゃん。そうなんだよ。お土産程度にブランド見て回るなら、ここだけで十分だった。結構時間もあるし。
バーガーキングもあったので、起きてきた娘と、朝食代わりに食べた。
娘は、「マッサージチェアのコーナーないの?」と聞いてくる。行きの関空のリフレッシュルームを思い出したらしい。

これで、グアムの旅行記もおしまいだ。
福井から、親子3人グアムへ行って、食事とアクティビティを入れて、全部オール込みで20-25万円のあいだぐらいだと思う。高かったか安かったかはわからないが、子供は楽しめたんじゃないかな。また行きたいかと聞かれれば、また行きたい。でも休みが取れるならやっぱりハワイがいいかな。それでも思っていたよりずっとずっといいところでした。
今度は下の娘も連れてこれると、いいね。
最後の最後にきた、オレだけの時間。
眠い目をこすりつつ、ひとり、Kマートに向かって歩く。4-500mの距離だ。グアムの夜は結構安全らしい。
Kマートの目の前に来た、道路を渡れば目的地だ。しかし、5分待っても歩行者信号は変わらない。青になるボタンを押しても変わらない。車は、まばらではあるがかなりのスピードだ。勝手が違う外国で万が一ひかれたくはない。更に待ったが、結局、道路を走って横切った。

Kマート、安い安いとガイドブックには書いてあったが、別にそれほどとは思わなかった、それなりの商品をそれなりの値段で売っているだけだと思う。

まずは、トランクスを買おうと思った。持ってきたものは捨てて、新しいものを買って帰るつもりだったのだ。わざわざくたびれたのを海外へ持ってきているんだ。が、アメリカのサイズはなんかよくわからん。Mがウェスト80cmまで、Lはウェスト85cmから。じゃあ83センチのオレは何をはけばいいんだ?子供用ならいいのがあるかもとか、ちゃんとMとLの中間をカバーする商品があるかもと、いろいろ回ったが結局わからず、嫌になった。30分以上も無駄な時間を過ごしてしまった。

お土産にTシャツを買った。
歯磨きのペーストを買った。これは案外、いいお土産だ。ソニプラなんかで手に入るものもあるかもしれないが、一般にはみんな国産を使っている。しかし海外には素晴らしい味のものがあるんですよ。おススメは、シナモンの香りのペースト。ニッキ飴の味と香り。最初は、えぇーっと思うけど、これヤミツキですよー。ウチでは結構前から使っています。ほかに、レモン味も買った。これは初めてだったが結構良い。おいしくてつい、ハブラシにつけすぎてしまう。
カラフルお絵かきセット10ドル

カラフルな鉛筆や、特殊なペンでカラフルな絵が描けるセットも買った。これは、子供のため。
お菓子のアソートもいくつか買う。オレは好きじゃないが、妻のリクエストだ。

どうも持ってきた、スーツケースでは足らないように思えてきた。そうだ、チャンバラ用のスポーツバッグが壊れかけていたから、ここで買っちゃえ。
みると、スポルディングのスポーツバッグが17ドルから30ドルぐらいの間でいろいろある。いろいろ見比べて20ドルぐらいのを買った。メーカーはわからないが、まあしっかりしているようだ。この辺の商品は、Kマート本来の得意分野なのかもしれない。

なんのかんの商品を見比べているうちに、12時を回った。「3時には起きて帰らなければ・・こんなことをしている場合じゃない」いいかげん、レジに向かう。
レジのお姉さんにスマイルと共に一応声を掛ける「JCBカード、OK?」キラーン、金色のカード(年会費は払ってない)を振りかざす。もちろん、お姉さんの笑みが返ってくるのを信じて。
「ジャスト、ウェイト」「・・はぁ?」お姉さんは、近くの主任らしきおばさんにカードを見せた。首を振る主任。
「ソーリー、ドゥーユーハブ アザーカード?」がーん。「オー、イッツ イン マイ ホテルルーム」日本に一番近いアメリカに、JCBの使えない店舗があるとは夢にも思っていなかった。用心のためというか、もともと現金は20ドルしかもっていなかった。カードもJCB1枚だけにわざわざしてきたのだ。買い物はおよそ80ドルだ。
レジの子は「なんか悪かったわね」てな顔をしていた。
買い物やめて帰ってやる。そう思ったが、せっかく吟味したお土産やバッグどうする?
カートを押してうろうろ考えていると、店の入り口に日本語のポスターが「お買い物はぜひJCBで」・・・・なんじゃこりゃあー
さっきの主任のところに戻った。完全にブロークンな英語で「入り口にJCBはOKて書いてあるのに、ホワイ、使えないんだコンニャロメ」まあ、そのようなことを言った。ごくおとなしめにね。
主任のニュアンスはこうだ「確かに書いてあるかもしれないが、レジではハネられるんだから、しょうがないでしょ」多分そういった。
むうーっ、納得いかないぜ。もう一度カード利用についての情報を得ようと、入り口のドアに近づく。
あれ?オートキャッシャーがある!入り口の脇に、キャッシングマシーンが設置されていた。JCBのマークもしっかり書かれている。金額は$20、$40、$80から選ぶようになっている。
あっさり、$80のキャッシュを入手して、支払いを済ませた。
「もう眠い、一刻も早く休まねば」

ホテルに戻った、寝ていた妻が「おかえり」と言った。荷物の整理は少しはしてくれただろうか?
・・出かける前と変わらない荷物がそこに散乱していた。
いやいや、子供を寝かしたりなんだかんだで出来なかったに違いない。オレ以上に・・いやオレと同じくらいには疲れているに違いない。「何買ってきたのぉー」ベッドの中からまた声だけが聞こえてきた。「別に適当・・」とりあえずあと1時間半、俺も休むことにした。

・・・・つづく

2日目の昼、マイクロネシアモールへは、トロリーバスを使う。ツアーなら、このバスのパスがもらえるそうだが、別に買ってもたいしたことない。2ドルだったかな。ホテルからは、一見反対方向のバスに乗った。プレミアムアウトレット経由でそこから一気に町の反対側の目的地までいけるのだ。
プレミアムアウトレットは、昨日の妻の単独調査にて、そう寄ってみるほどでもないとのこと(妻の個人的見解ですから・・)。スピードを最高にして飛ばすトロリーの中で、娘は空腹と疲れで寝てしまっていた。
途中停車もなく飛ばす裏街道は、観光地の雰囲気はなく、いかにも地元のショッピングモールや、単独店舗、そして空き地、さびれた住宅が見える。古い温泉街の裏街道を見ている気分だ。そのうち目的地についた。
 さすがは、地元一のショッピングモール。早速中のフードコートで食事をとることにした。しかし、お客が意外に少ない。そうか今日は10月10日だから皆、地区の運動会に・・・てなわけないか。ピークじゃないからなんだろうね。快適だけどちょっと寒々しいね。バーガーキングとコリアンフードのお店で昼ごはんを買った。娘もご飯を食べて元気を取り戻したようだ。
 よーし、フードコートの横に室内遊園地があるからいっぱい遊ばせてやるぞ。と思ったものの本当にお客がいなくて寂しい。チケットを買ってまずは、メリーゴーランド。娘1人をのせて動き出す。「ワオー、キャー」オレ以外にいったい誰が、場を盛り上げるんだ?妻はまだフードコートのテーブルに座っている。
めりー・ごー・あらうんど

次は、電動カート。これには娘と二人で乗る。よくきれるハンドルのカートでくるくる回ったりしながら、お互いの車が衝突したりしてそれを楽しむものだ。といっても衝突する相手もいない。二人きりだ。ハンドル操作は娘に任せ、自分はアクセル操作だけして、面白く動けるように頑張った。「ウワー、キャー、あっぶなーい」もちろん、声を出すのはオレ一人だけだ。きっと混んでる時は2分で終わるだろうカートも、お兄さんはサービスなのか何分たっても終わらない。妻もようやく見物にやってきた。
「あー面白かったねぇ」と娘に話しかけると、それなりに満足そう。自分で運転できたし、長く遊べたしよかったのかも。「じゃあ次は、ジェットコースターだー」

ジェットコースターもピークには長い列なんだろうなと思われるような長い折り返しスロープをひたすら往復して、コースターに乗り込んだ。あと2組の客も乗った。
(こんなことは前にもあったぞ、そうだ真冬のTDLだ。あのときも客いなかったなー)
そんなことを考えながら、コースターは動き出した。オレも若いころは、ジェットコースタは大好きだった。あちこちの遊園地に何度も行ったものだ。特にルスツ高原遊園地など楽しかったよ。しかし今は、この不必要な上下左右への挙動を甘んじて受けなければならないのかと思うと、正直おっくうだ。と言う気持ちは微塵も見せないようにして・・
「ウワー、ぎゃー、うわわわわー」はぁー大変でも、娘も必死につかまって喜んでる。コースを1週した、止まらない。暇だからサービスなんだきっと。「うわー、キャー」2周目「あー着いたか・・・・!?」なぜかそのまま3周目に突入、「ウワー、キャー」さらに4周目に突入。「ー・・・・・・」いいかげんにせいよ。結局4周もまわっていた。「ありがとうありがとう、好意的なサービスなんだよね」もう遊園地ゾーンからは撤退を心に決めた。

ショッピングセンターには私はちょいとうるさい。なにせ、卒論の題材にもハワイのショッピングセンターの類型をまとめたぐらいだ。が、昔のことなので深くは追求しないでくれ。
ここの核テナントはメーシーズ。古きよき百貨店である。実はここに買い物の秘密があったのだ。妻がメーシーズのレジのおばさんと話をしている。お買い得はないのか?と聞いている。
「え?あるの?」
なんと、インフォメーションセンターに戻って、お買い物の割引カードを申請すれば11%引いてくれると言う。早速もどって、カードをもらってきた。妻が「さっきの買い物も11%引いてよー(英語)」と言うと「ええ、いいわよ(英語)」お買い得の秘密があったのねー
よく見ると、レシートを集めて、インフォメーションセンターにもって行っている人もいる。これにもなんかカラクリがありそうだ、が、そんなにレシートを集められそうにもないので、追求はやめた。
お土産も物色しつつ、自分のものも買おうかなー、へー結構クイックシルバーのTシャツ類が品揃えいいね。そうだ、テナントにもクイックシルバーの専門店があったっけ。大急ぎでそっちを見てきたが、値段も変わらず、これならメーシーズの方がお買い得だね、ってんで買いました。
またうろうろしていると、レスポートサックの専門店が・・・、tokidokiというシリーズ、今はマンガチックなデザインのバッグが売れ筋らしい、確かにかわいい。そう、絵柄は「ナムコの太鼓の達人」てな感じ。ファスナーや金具が、カラフルな色づけなのもカワイーイ。中でも一見黒地のバッグなのに裏地がすべてtokidokiのプリントのミニバッグが秀逸。妻と娘が、欲しい欲しい光線をぶつけてきた。値段は・・・え140ドル?「こんな小さいナイロンのバッグが・・」昨日Kマートで見た、特大スポーツバッグなんか20ドルだぞ。何でこんなに高いんだ。しかし、確かにカワイイ、しかし高い、かわいい、高い・・・ええい頭を冷やすんだー。
「あ、夕食に遅れる・・・」無理矢理お店をあとにした。正解だ。レスポートサックには、そのあとDFSギャラリアと空港の免税店でお目にかかった。

夕食は、「セイルズBBQ」ガイドブックでも真っ先に書いてある、BBQハウスだ。実は、同じ日に旅行に来ている知り合いの一行と、ここで待ち合わせをすることになっていた。

彼らは、中部空港から別便でやってきていたのだった。
「部屋にポットついてます?」彼らは、会うなり挨拶もそこそこに聞いてきた。「ホテルなんだから当たり前でしょ?」といぶかしがるオレに、「私たちのホテルはね、ないのよ。それでお湯を頼んだら、ぬるい上に4杯で1ドル取られた」と言うのです。ええっ?
彼らの泊まったグアムプラザは、結構割り切ったホテルだと言うのです。(確かに帰国後にクチコミサイトを見たら、DFSギャラリアや中心部に近いのが利点、部屋は寝るだけ。などと書かれていた。)そうは言っても、昼間は、バナナボートに乗ったり海でめいっぱい遊んだきたようだ、いいじゃん楽しく遊べたんだし、ホテルのこともいい思い出だよ。なぐさめつつも、あーマリオットは安くて部屋がよかったなーと幸せ感に浸ったのでした。
グアムの夕闇

みなで楽しく食事をして、砂浜であそんでいるうちに「あー明日は3時起きなので帰りまーす」と言って別れたのでした。その10分後にDFSで再会するのですが。

DFSギャラリアから、トロリーに乗ってホテルに戻った、我が家族。時間は9時を過ぎている。あーもうこれで楽しかったグアムも終わりかー。
「疲れたろう?お風呂入って、早く休みなさい。3時に起きなきゃいかんから。」「オレは、帰りの荷造りの前にKマート行ってくる」
・・・・つづく