老人になった君へ
老人は涙もろい。
寂しいのだ。
体の自由が利かない。
頭の切れも悪くなる。
耳も遠くなる。
目も悪くなる。
友人も亡くなって減ってゆく。
孫も寄り付かない。
免許も返上した。
などなど、寂しいことばかりだ。
ついつい
「私は老人だ!」
「もっと優しい言葉をかけてもらってもいいのではないか?」
「補聴器を買ってあげましょうか?と、いつ言ってくれるんだい?」
「年末掃除で窓ふきしましょうか?と言って当然だろ」
「車の座席は一番座り心地のいい前方が私の場所だ」
「老人なのだから、何を言っても、何をしても、文句は言うな」
「年金が少ないのだから小遣いくれて当然だろう」
などなど、
文句と愚痴の塊となり、
顔は無表情、口角は下がり、
あげくの果てに、泣く。
気持ちは分かる。
子供と一緒だ。
駄々をこねているのだ。
でも、
あなたは老人。
見るだけで重い姿をした老人だ。
泣くな!寂しくても。
いつでも微笑んでいよう。
周りにいる人に安心感を与え、
周りを明るくする老人であれ。
老人になった自分へ。
寂しい時、
泣かないで、感謝して微笑もう。
感謝することを探してごらん。
あなたのまわりに星が降るごとくあるだろう。