「あと、3組待ちですけどいかがされます?」
巷で噂のビュッフェに行くときれいなお姉さんに謝られた。
何気に料理を盛ったパットを拝見すると しょぼかった。
ので、頭を下げながら 笑って とっとと 撤収した。
おいくらっすか?
「2000円です」
などといわれるとどん引きだ。
昔、ひと夏外国人とよく遊んだ。
彼らの好む店はおもいっきり安い大衆食堂や食べ放題のビュッフェだ。
そのあとは決まって飲み放題のクラブやバーに行く。
「ちょっとそそりそうな料理屋見つけたけど行ってみる?」
などと誘ってもほぼ無反応。
とにかく彼らは飲み放題、食べ放題に目がない。
しかもよく食う。1時間くらいは平気で食事をする。
つ、有料のアルコールには一切手をつけない。
の、河岸を変えてフリードリンクの店で怪しげなスコッチをガブガブ飲む。
あれはほとんどエチルアルコールだった と思う。
白人は酒が強い。ほぼ毎晩ベロベロになるまで飲む。
「今夜はこのくらいにしておこう」 そんな奥ゆかしさはミジンモ ない。
深夜の公園ですっ転んで頭を強打してもゲラゲラ笑う。
アル中っすか? 鬼怖の狂ハイ。
雄叫びをあげながら公衆トイレの屋根から飛び降りる。
こけて前歯を折った赤毛の女の子、名前は忘れてしまったけど。
巡回パトに追いかけられたこともある。
彼らは そのうち公園のベンチで、芝生の上で 寝てしまうのだった。
ほんと、目的は手段を正当化させる。
ようは騒ぎたいのだ。 彼らにとって酒は騒ぐための道具。
今やつらが あのテンションで駆け寄ってきたら まちがいなく シカトする!
けど、もう来ないの だった




