今日は静岡市で行われた「静岡1型糖尿病患者会」のイベントに参加してきました。母の状態では参加は無理なので…。
1型糖尿病患者会 in shizuoka いちふじ会
前半は1型糖尿病と付き合いながら活躍している囲碁棋士の木部夏生さんと、同じ病気を抱えながら妊娠と出産を経験した竹本のぞみさんの講演を聞きました。
木部さんはプロの囲碁棋士で、対局中も自分の状態を確認しながら、こまめに血糖値測定と注射を打って臨んでいるとか。
「健常者でもスポーツ選手は興奮するとアドレナリンが分泌されるので、対局中、頭がぼんやりしてきたので注射打ったら、対局終わったあと低血糖になって、自分が何をしていたか記憶が飛んでいて危ない状態だった。」
と語っていました。
また、糖尿病と付き合っていくために自分のモチベーションをあげてくれるものは何かを見つけるといいとのことでした。
竹本のぞみさんは人工授精で妊娠、出産されたのですが、妊娠する前から1型糖尿病だったため、妊娠後は血糖コントロールがシビアで母体と胎児の健康状態を保つため、食事や血糖値などとても苦労されたとのことです。
また、血糖値測定する機器は完ぺきに正常な値が測定されるわけではなく、血糖値によって誤差が生じたり、メーカーによって値に違いがある。また、新薬が出ており体の中で尿に含まれる糖分を血管に戻さないで排出する作用がある。ただインスリン注射はしないといけない等、話をされとても参考になりました。
休憩をはさんで後半はグループワーク。8つのグループに分かれて、私は当事者以外の家族のグループに入りました。このグループには私のほかに高校生の息子さんが1型糖尿病という母親と双子の息子さんが参加され、グループリーダーである薬剤師さんが私と息子さんの母親からの質問や困っていることに対してアドバイスをしてくれる形式でした。
その中で薬剤師さんが話していたことは、
①.「リブレ」という機器があり、センサーを腕に貼るといちいち血液を採らなくても血糖値測定ができる。
②.低血糖を起こしたらブドウ糖を飲ませるのが一般的だが、ジュースやコーラでもOK。ただしノンシュガーのモノはだめ。
③.低血糖のときはチョコレートを与えてはいけない。脂肪分があるので血糖値をあげるのがゆっくりになる。
④.高齢者は高血糖、低血糖の関係で意識が飛んでいたり意識がはっきりしない場合があり、認知症と間違えられやすい。
⑤.カレーライスは2段階で血糖値が上がるので、食べた後は測定の回数を増やす方がいい。
⑥.1型糖尿病の場合は食事は家族と同じものを食べてよい。一般に糖尿病は1型と2型が混同されやすい。2型は生活習慣や食事からくるものだが、1型は「交通事故」と同じで、ある日突然、発症する。
⑦.1型糖尿病は国が難病と認めてくれない。
などです。
また、私が最近、血糖値の針が足りなくて病院に問い合わせたことを話したところ、あとから同席した主催の関係者(看護師さん?より)
「一月分ではもたないのでは?150本分までならだしてよいはずなので、病院に尋ねてみてください。ただ経営に厳しい病院では一月分しか出せません!っていうところもあるよ。」
と教えてくださいました。
他にもいろいろ話したいことがあり、懇親会にも参加したかったのですが、母のインスリン注射を妹に頼んできたのもあり、今回は参加せずに会場をあとにしました。
今年は年2回の開催で、次回は秋に予定とのことでした。今度は母をショートステイに預けて懇親会まで参加しようかなと思いました。
とても有意義なイベントでした。
