心療内科で処方された薬を飲み始めてもう8年目。
お薬手帳を見ると薬が変わったり量が増えたりと一目瞭然。
去年ある方からブログでその薬の恐ろしさを教えて頂いた時、驚愕した。
このまま続けていては廃人になる。。
去年の秋から先生と相談して減薬していくことに。。
しかし、これがふつうの薬と違ってまさに麻薬をやめる時と同じ感覚になるとは思わなかった。。
ひとつひとつやめていくごとに苦しみは増す。
死にたい感覚は度合いを深めていく。
自分を傷つけ、夜中にひとり叫んで大泣きして、また望んでいない朝を迎える。
唯一の歌という希望も失い、もう私には何もない、もうすべてがどうでもよくなった。
そんな時に、娘や息子が教えてくれたのがこのアニメだった。
人が巨人に食われていく、残酷なシーンが私の心をつかんだ。
このアニメは人間の弱さをとてもよく表している。
確かに、この世は弱肉強食、でも、だからといってただ巨人に食われて死にゆくのは嫌だ。
なんのために生まれてきた?
みんな生まれたその時から死へと向かって生きていく。
その間に悩み、苦しみ、あがき、必死に戦う。
死ぬのならこのアニメみたいに、戦って戦い抜いてボロボロになって死にたい。
私にとって巨人は薬だ。
毎日死にたくてヨロヨロと生きてるけど、このアニメで主人公が戦え!と叱咤する声が心に響く。
原作本も全部読んだ。
人間の心には巨人が潜んでいる。
いつ現れるか分からない。
私はいつ死んでも後悔はないから巨人に立ち向かう。
長年薬に頼ってきて巨人を増やしてしまった報いだ。
その生き方を選んだのは自分。
そして、これからどう生きるのか決めるのも自分。
誰も教えてはくれない。
巨人との戦いが長期戦になってもかまわない。
死にたいと毎日苦しんでも自分を傷つけてもわずかに残った理性で生き続ける。
駆逐してやる、、、駆逐してやる!!巨人を一匹残らず!!!