第1種換気について妄想してみる | 大通り沿いの静かな一軒家で暮らす日々

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正直家を建てることになる前は、換気に種類があるなんて考えてもみませんでした。

換気といったら窓を開けるか換気扇を回して行うものと心の底から思っていましたし、何の疑問も持ちませんでした。

ただ、改めて換気を意識してみると、そういえば窓って開けてないなって。

子供の頃はそもそもエアコンが無かったし、窓を開けるしか選択肢がありませんでした。でもエアコンを使いながら生活するようになって、窓、開けられなくなっています。

特に夏は駄目ですね。現場仕事していて思いますが、日陰だろうと今の夏は暑すぎる。もちろんこれは地域的な要因も大きいと思いますので、日本の大部分では窓を開けて風を通し、快適に暮らせるのかもしれません。

ただ、もはや換気を窓に頼れない地域というのが確実に出てきたんではないかなと思います。

ちょっとスケール大きな話ですけど、地球規模での二酸化炭素排出量にも関わりますよね。今迄の3種換気、窓を開けての換気に頼った暮らしは、相当な電力使って温めたり冷やしたりした空気をばかすかと外に捨てていたわけです。

家自体にも気密性断熱性が無く、窓を閉めても隙間があって、常に空気が漏れていたり外気温が家の中に強く影響しています。電気代もうなぎ上り=電気を使って二酸化炭素放出量もうなぎ上りに。

こういう状況が住宅性能の向上で変わるタイミングにきているのかもしれません。すぐには無理でしょうが、今後何十年というスパンで考えてみた場合、高気密高断熱の建築物が増え、高効率低消費電力のダクト式第1種換気が実装されるようになると(ダクト周りのメンテナンス性に改善の余地ありですが)電気代換算では年1万円〜くらい冷暖房費が変わると思います。

もちろん、このぐらいの電気代削減ですと、第1種換気導入に関わる費用を回収できないので、単純に金銭面から第1種換気を考えてみると割りに合わないわけです。

だから日本では導入が進まないのでしょう。

でも、地球環境のこれからを考えた場合、世界全体で住宅性能を向上させていくことは絶対的に必要な事だと思います。

どのタイミングでそういう風になるか、まだ先の話だとは思いますが住宅性能向上に関わる技術開発を真面目にやっている会社はいつかどかんと伸びる時が来そうですね。

株、買っとこうかな…