こんにちは、ボーンズ88です。
クィーンのカヴァー特集第2回、今日は「ボヘミアン・ラプソディ」でいきたいと思います。ちょっと上級編かも。
カヴァー曲を楽しむには、自分がいかに、その曲を音を知っているかが、とっても重要です。
歌メロだけでなく、曲のイメージや演奏の音が、カヴァーでどう再現されているか…、それが楽しみのひとつです。
ただし…
あんまり似すぎちゃうと、「本物でイイじゃん!」って思うし、逆に、原曲から離れちゃうと、プレイヤーに相当な力量がなければ、あんまり面白くありません。
来てほしい音が、来てほしいタイミングで、来てほしい音量と音質で「キター!」っていう感じ…、が欲しいワケです。
そこに個性と創意工夫があると、素晴らしいカヴァーになると、僕は思っています。
… でも、これってクラシックに欠かせない条件では…。
そうなんです!
今、演奏されてるクラシックって、全曲カヴァーなんですよ。原曲と個性のせめぎあい、それがカヴァー曲なんです。
§§§
というワケで、今日はクラシックのバージョンを。
「ボヘミアン・ラプソディ」の原曲を確認したい方は、下の方に貼り付けた動画をみて下さい。
では、早速、いってみましょう。(時間がない人も2:50から絶対に聴いて~!!)
… いやぁ~、これ、素晴らしい・・。
中央のチェロの男性とピアノの女性のユニットBrooklyn Duoと弦楽四重奏のDover Quartetのコラボ作品、みなさんプロの演奏家のようです。
… クラシックの人が本気出すと、やっぱ違うわ・・。
録音が多少荒いので、最初、少し耳障り感がありますが、3回聴いたら慣れます、というか、この荒い感じが逆にいいかも。
パートごとのテンポと音量感が素晴らしいし、アレンジも完璧、文句のつけようがありません。
バイオリンで聴くギターソロは、格調高くて情熱的ですね~。後半のロック部分は、まるでベートーベンかよ?というド迫力、2本のチェロとピアノの低音がうなっています、まさに圧巻!
ここで、みなさん感じませんか…?
… これ、元々、こういう曲だったんじゃないの…??
原曲の「ボヘミアン・ラプソディ」には、前半のバラード部分、中盤のオペラ部分、そして後半のロック部分がありますよね。
で、この3つの部分で1曲って、曲のつながり的に、強引って言えば、やっぱり強引な感じがなくもない、ワケです。
クィーン自体も、ライブではオペラ部分を演奏せず、録音を流してましたよね。
でも、こうしてクラシックのアレンジで聴いてみると、曲のつながりに違和感がないんですよ。なんか、凄い完成度(当り前だけど)の組曲を聴いているような、そんな感動が湧いてきます。
フレディ・マーキュリーの頭の中では、当然、違和感なく、全体がつながっていたんでしょう。そんなことを、僕はあらためて感じました。
いやぁ、しかし、中盤のオペラ部分、クラシックの本領発揮というか、プレイヤーの皆さんが、ここからノッてくるのがよくわかりますね。演ってて楽しいんでしょうね~。
… あらら、文が長くなっちゃったよ…。
というワケで、次回につづく。
<③につづく>
Bohemian Rhapsody / Queen 1975

