(キャロライン・ケネディ駐日米国大使のツイッターより 4月30日)
これは4月29日、熊本空港内にある陸上自衛隊高遊原分屯地での1コマ。
安倍様マスコミが泣いて喜びそうな場面…、と思いきや、首相動静に記述がある以外、まったく報じられていない。それどころか、首相官邸HPの「総理の一日」にも、何も書かれていないのだ。
時間にして1~2分の立ち話。
はたして、これは偶然なのか…?
■ 2度目の訪問は謎だらけ?
4月29日、安倍晋三の2度目の被災地訪問はこんな感じ。
09:50 陸自 高遊原分屯地着 ヘリで大分道を視察
11:00 由布院視察と県知事他との意見交換(11:50発)
12:30 陸自 高遊原分屯地で昼食 (13::00発)
☆ ケネディ大使と立ち話(約2分)
13:10 熊本市内(東部クリーンセンター⇒上通商店街)
15:15 西原村(村役場⇒河原小学校)
17:11 陸自 高遊原分屯地(17:20発 羽田へ)
前回の記事で書いた通り、午前中の由布院訪問「政治パフォーマンス」は失敗、その後、一度、陸自分屯地に戻って、それから熊本に入っている。
熊本での行動は、西原村長と意見交換はあったものの、正直、今の時期に、首相が2度も訪問する内容か?と疑いたくなる。もちろん被災者にとっては励みになるだろうが、「とってつけた」感じは否めない。
(産経新聞 4月29日)
■ 一方、キャロリンちゃんは…。
その一方で、キャロリンちゃん…、失礼、ケネディ大使「も」、午後から熊本入りしている。
順序は確認できないが、健軍駐屯地の米軍施設、熊本県庁(蒲島県知事)、熊本城(大西市長)、国際交流会館などを訪問している。
こちらは、あらかじめセッティングされた予定のようだ。
だとすると、安倍晋三の2度目の訪問は、ケネディ大使の動きに合わせて、急遽決まったものではないだろうか…。
不思議なことに、ケネディ大使の熊本訪問は、NHKと産経、時事が記事にした程度で、あとはまったく取り上げられていない。また、NHKの記事も、熊本県庁訪問をを外すなど、どうも不自然な感じがする。
(キャロライン・ケネディ駐日米国大使のツイッターより 4月30日)
■ 目的は何だったのか…?
安倍晋三がケネディ大使の動き合わせて、急遽、被災地訪問を決めた…、と仮定して、では、その目的は何だったのだろう…?
自衛隊の分屯地という、極めて限定的な場所で、情報交換もしくは文書のやりとりが、官邸と米大使館のスタッフの間で交わされたのだろうか…、それはもう、想像するしかない。
ここにきて、日本外交が慌ただしい。
安倍晋三はオバマ大統領の助言を振り切って、5月7日、ロシアでプーチン大統領と会談する。また、岸田文雄をはじめ、自民党の面々が、こぞって中国を訪問するなど、明らかにギアを入れ始めた感じがする。
安倍-ケネディの密会も、こうした動きの一部なのだろうか…。
(4月29日 上通焦点愛を視察 首相官邸HPより)
■ やはり、被災地のためではなかった
安倍晋三の2度目の被災地訪問は、米大使館との非公式な接触が目的だった…、と、僕は疑っている。
それはマスコミが報じないからだ。
陸自分屯地での「立ち話」は別としても、ケネディ大使の熊本訪問が、ほとんど報道されてないのは明らかに不自然で、そこにバイアスがかかっていることは、想像に難くない。
今回の訪問も、被災地のためではなかった。
由布院の「政治パフォーマンス」も、どう考えても早すぎで、やはり、ケネディ大使の熊本訪問ありき…、と見るのが妥当だろう。
その安倍晋三は5月1日から外遊だ。
伊勢志摩サミットを目前にして、なぜ欧州5カ国訪問なのか、まったく意味が分からない。今までサミット前に、その国の首相や大統領が日本に来た…、なんて事が1回でもあっただろうか…?
「2回も被災地行ったんだから、い~じゃん。」
そんな本音が聞こえてきそうだ。
(FNN 5月1日)
<おわり>






