追憶の骨 (bones) -123ページ目

追憶の骨 (bones)

音楽や映像だけでは残せない、あの時の僕たち。


(NHKニュース 7月15日)


またフランスでテロ事件が起きた。

事件の詳細は報道の通り、革命記念日を祝う花火大会、その群衆にトラックが突っ込み、その後に銃を乱射、現在のところ死者85名を出す大惨事になってしまった。

僕はたまたま、かなり早くからこの事件の発生をツイッターで知っていた。

毎回の事だが、海外のメディアに比べて、日本のマスコミ報道は明らかに遅い。まるで誰かに許可でも得ているかのようだ。

そして、マスコミは事件を一部隠蔽している。


■ 空母の再配備を発表した翌日だった


これはテロの前日7月13日のこと。

(NBC NEWS 7月13日)

"We have to strike back at and destroy those who attacked us here in January and November 2015,"

「この国で我々を攻撃してきた連中に反撃し、壊滅させなければならない」

フランスのオランド大統領はこう宣言し、IS掃討作戦の強化と、空母シャルル・ド・ゴールをシリアに再配備する事を発表した。

"January and November 2015"は、昨年の1月発生した「シャルリ・エブド襲撃」とバタクラン劇場をはじめとした「パリのテロ事件」のこと。

暴力の連鎖、もう泥沼状態だ。

日本だけじゃなく、西側メディアは、攻撃されたことは大々的に報じるが、攻撃していることは、あまり報じない。

フランスが一方的に攻撃されているワケではない。

ところがテレビはいつも、片側しか見せないのだ。




■ 暴力の連鎖という現実


もちろん、僕はテロリストに与しない。

しかし今、僕たちが知るべきは、この「暴力の連鎖」ではないか。

アメリカと共に有志連合を結成し、率先してシリア、イラクを空爆してきたフランスは、もう泥沼状態だ。

日本はこの後を追うべきなのだろうか…?

安倍晋三が言うように、欧米列強を目指して軍事力を増強し、世界中に自衛隊(国防軍)を派遣すれば、日本国民は幸福といえるのだろうか。

フランスで起きていることは、もう「対岸の火事」ではない。




■ 武力でテロが防げないなんて…。


2014年、フランスがシリアを空爆して以降、それまで、さっぱり売れなかったフランス製の戦闘機がバカ売れしているという。

その一方で、安倍晋三が始めた日本の武器輸出、ところが、ふたを開けてみると、実戦経験のない日本の武器は信頼性に乏しく、今のところ大きな成果には結びついていない。

考えてみて欲しい…。

政府という組織は、なぜ戦争したがるのだろうか…。

武力でテロは防げないなんて、とっくに分かっていること。それでも、政府という組織は、決して戦争をやめようとしない。

なぜなら戦争は、国民の税金を、軍事企業に流すシステムだからだ。

日本でも、そのシステムを作りたい…

それが安倍晋三の野望なのだろう。

国民なんか死んだって、お構いナシだ。



<おわり>