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追憶の骨 (bones)

音楽や映像だけでは残せない、あの時の僕たち。


(News-i 8月15日)

「ここに過去を顧み、深い反省とともに、今後、戦争の惨禍が再び繰り返されないことを切に願い、全国民と共に、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります」


■ 全国戦没者追悼式

今日は終戦記念日ですね。

東京の日本武道館では、全国戦没者追悼式が行われました。

天皇陛下のお言葉には、今年も「深い反省」が盛り込まれたものの、「さきの大戦に対する深い反省」と述べられた、昨年のお言葉より、少しトーンが和らいでいます。やはり、戦後70年という節目だった昨年は、一段と強い思いを表したかったのでしょう。


で、安倍晋三はというと…


(News-i 8月15日)

まぁ、相変わらずというか、なんというか…

歴代の首相が踏襲してきたアジア諸国への「加害」と、それに対する「深い反省」や「哀悼の意」については、第2次安倍政権の発足以来、式辞の中で触れていない。

で、今年はさらにイヤな話がありました。

天皇陛下が8月8日にVTRで公表した「お気持ち」で退位の意向を示唆してから、国民の前で「お言葉」を述べるのは初めて。退場の際には参列者から「万歳!」の声と拍手も起こった。

「天皇陛下、バンザ~イ!」

これは、もうやめるべきです。許せません。



また、これを繰り返すのでしょうか?

戦時中の「天皇陛下 バンザ~イ!」は、テロリストの叫ぶ「"Allah akbar" (神は偉大なり)」と同じです。個人の感性や判断を奪い、思考を停止させる愚かな行為です。

天皇陛下が、これをお望みだとは、到底思えません。



■ 反省とは何か…?

日本には、アジア諸国に対する「加害の歴史」があります。

天皇陛下は「深い反省」と述べています。

では、その「反省」とはいったい何なのでしょうか…?

「現在の認識を基準にして、過去の行いを断罪すること」

これが反省だと、僕は思います。

「当時は○○だったから、仕方がないよね~」

これでは反省になりません。


(ドイツでは「ナチス式敬礼」は法律で禁じられている)


過去の自分を振り返り、今の認識から考えて「やっちゃいけないこと」について、強烈な「ダメだし」をしたうえで、その原因となった思考や行動を完全に断つこと、それが反省です。

過去の自分や、自分たちの祖先への否定なのです。

原因となった思考や行動を完全に断たなければ、「やっちゃいけないこと」は、いずれ必ず繰り返されます。

はたして日本は、本当に反省したと言えるでしょうか…?



■ 歴史修正主義は繰り返す

過去の「やっちゃいけないこと」を、なかったことにする…

これが歴史修正主義、英語で "(Historical) Revisionism” と言います。

「客観的な歴史学の成果を無視し、都合の良い過去は誇張や捏造したり、悪い過去は過小評価や抹消したりして、自らのイデオロギーに従うように過去を修正するもの」

「安倍晋三は歴史修正主義者」、これが世界の認識です。

僕たちが思っている以上に、日本は危険視されています。歴史修正主義者が国の実権を握っているのですから、それも当然の事でしょう。


今日は終戦記念日…、いえ、本来は「敗戦の日」です。

これも歴史修正主義の一部ですね。

その日に行われた全国戦没者追悼式。

「反省」を言わない首相と、「バンザ~イ!」を繰り返す国民。

歴史修正主義者は、いずれ必ず、同じことを繰り返すだろう。




<おわり>


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