憲法記念日にあらためて考えてみよう | 追憶の骨 (bones)

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音楽や映像だけでは残せない、あの時の僕たち。



こんにちは、ボーンズ88です。

いきなりの素人写真で恐縮ですが、今日、東京の有明防災公園で行われた「5.3 憲法集会」に行ってきました。

いや~、凄い人、マジで。(笑)

僕の写真じゃ、よくわからないので、これを。

(共産党 志位委員長のツイッターより 5月3日)

この写真、大袈裟でもなんでもなくて、見えない先の方まで、たくさんの人が集まってましたよ、いや~、ビックリです。

中心はやっぱりシニア世代、女性の参加者多かったですね、男女6:4ぐらいじゃないかと思います。組織動員の方々も当然たくさん来てたけど、個人参加が圧倒的に多かったんじゃないかな。

まっ、例によって、集団が苦手な僕は、端っこの方~で…。(笑)



で、今日は本を一冊、紹介したいと思います。

   戦前回帰 「大日本病」の再発
   山崎雅弘著
   学研マーケティング
   \1,800



「どうして、この本なの…?」

憲法は政府の権力をしばるルール、それが「立憲主義」という考え方で、日本国憲法をはじめ、世界の近代憲法は、この考え方で成り立っています。

この「政府の権力をしばる」という表現、いまひとつピンとこない方も多いんじゃないかな。

日本国憲法は、第二次世界大戦の反省をベースに制定された…、っていう事は、皆さんご存知だと思います。

一般的に、この戦争は「日本軍の暴走」だと言われていますね。

でも、これはウソなのです。



戦前の大日本帝国は、「国家神道」をベースに天皇を神様に祀り上げ、「教育勅語」によって、国民は天皇のために命を捧げる存在だと洗脳し、さらに、「靖国神社」によって、命を捧げた国民は「英霊」として祀られる、という国家体制を作り上げました。

これにより「国家>国民の生命や人権」という、世界に類のない人命軽視国家になってしまったワケです。

日本軍の戦死者230万人のうち、140万人は餓死です。また、敗戦濃厚の戦況にもかかわらず、国民の生命よりも国家の維持を優先、降伏を先延ばしした結果、80万人(推定)の一般国民が戦災で死亡しました。

つまり、日本人を最も多く殺したのは、大日本帝国政府なのです。

大日本帝国政府の作った国家体制が、日本軍の暴走を産み、それによって多くの国民の命が奪われました。

こうした愚行を繰り返さないために作った「政府の権力をしばるルール」、それが日本国憲法なのですね。




ところが戦後、日本は「大日本帝国政府の責任追及」を行いませんでした。

国連によって行われた「東京裁判」で、すべての追及終わらせてしまい、「なにが悪かったのか」を自分たちで検証してこなかったのです。

同じ敗戦国ドイツは、東京裁判と同じ「ニュルンベルグ裁判」の後も、ドイツ国民が自ら、ナチスの行為を犯罪と断定し、ナチズムを禁止し、ナチスの残党の捜査を今も続けています。

日本はそれを、やらなかった。

そのため、大日本帝国の根幹をなす「国家神道」や「教育勅語」「靖国神社」を否定できないまま、今まで、経済発展だけを追いかけてきました。

そして戦後70年、再び、同じような現象が起き始めた…。

これが、「戦前回帰 『大日本病』の再発」の内容です。

一見難しそうですが、新聞と同じ感じで、意外と楽に読めます。その割に内容は充実、安倍晋三の言ってる事、やってること、すべてデタラメだって、カンタンに分かるようになります。

おススメです!




日本国憲法は政府の権力をしばるルールです。

じゃ、この憲法が、いったい何から国民を守っているのか…。

憲法記念日に、あらためて考えてみよう。


日本国憲法第12条
この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によって、これを保持しなければならない。

僕たちがしなければならないこと、わかるよね。(笑)



<おわり>