もう「対岸の火事」では済まされない。 | 追憶の骨 (bones)

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音楽や映像だけでは残せない、あの時の僕たち。



(TOP WORLD NEWS youtubeより)


7月9日、イスラエル軍によるガザ地区空爆が始まった。

イスラエル側の発表では、10日までに空爆は100か所以上、パレスチナ人の死者40名、負傷者は400名に上っているという。イスラエル側は更に、ガザ地区に地上部隊も投入する構えを見せており、事態が収束する兆候は全く見えないという。

日本にとって、これはもう「対岸の火事」では済まされない。



詳細は「THE PAGE<イスラエルとハマス> エスカレートする報復合戦 今後はどうなるのか?」の記事を参照してほしい。(画像をクリック)



日本列島を過去最大級の大型台風が通過し、甚大な被害が各地で発生している。報道も台風関連一色の状況だが、世界の状況は少し違う。

日本では報道されないニュース動画を見てみよう。

Protective Sledge / RT  2014/07/10

もうひとつ、現地に近い動画。

Bloody aftermath of Israeli airstrikes / RT  2014/07/09



「どうして、もう『対岸の火事』じゃないの?」

今年の3月14日、政府は今まで「国際紛争の助長を回避する」という基本理念を持った「武器輸出三原則」の大幅見直し案を発表、4月1日に「防衛装備移転三原則」と名称変更して閣議決定した。

これにより、今まで禁止されていた
「紛争当事国」への武器輸出が可能になった。つまり「日本はイスラエルに武器輸出できる。」のだ。

 → イスラエルへの武器輸出可能 (47ニュース)
 → 武器輸出新原則を閣議決定(msn 産経ニュース)


そして今年の5月11日、なんとイスラエルのネタニヤフ首相が来日、安倍晋三と会談しているのです。

(5月12日の首脳会談 youtubeより)

この首脳会談がどれだけ愚かな事か…。

イスラエルは人種差別政策-アパルトヘイト国家であり、国連憲章にも完全に抵触している、そういう国だ。軍事支援している米国でさえ、ネタニヤフ首相とは距離を置きつつある状況にある。

安倍晋三はそれを全く無視し、
軍事・諜報の分野で関係を強化、軍事兵器の共同開発や専門分野の人的交流まで約束してしまっているのだ。

過去にも日本の政治には数々の問題があって、その都度、日本人は大騒ぎしてきた。しかし、現在の自民党と安倍晋三が着々と進めている政策は、それとは別次元の「国家を根幹からかえてしまう」危険なものだ。

「まさか、そんなこと…。」

そういう事が、これから平気で起きてくるだろう。




そして今回のガザ地区空爆、停戦する様子は見られない。

メイド・イン・ジャパンの軍事兵器がパレスチナ人を虐殺する日が来るのも、もう時間の問題なのかもしれない。

ツイートされる数々の画像は衝撃的だ。戦争が現実に起きている、これらはその確たる証拠であり、現地で苦しんでいる人たちの訴えでもある。

そして、こうして実際に戦争が起きても、まともに報道されることがない…、そういう国に僕たちは住んでいる。

この恐怖感を、もう少し感じたほうがいいと、僕は思う。




<おわり>