こんにちは、ボーンズ88です。
さすがに3月だけあって、バタバタした日々を過ごしていました。文を書くための時間が思うようにならず、更新が滞っています。また、「ぺた」を十分に返しきれていない日もあり、申し訳なく思っています。
今日はまた時事ネタを書こうと思います。
今週の「ベビーシッター事件」、とても印象に残りましたね。
テレビはこういった「ネット関連事件」を大きく扱う傾向にありますが、それでも多くの問題点を考えさせるに十分な事件でした。
僕は以前、社内でシングルマザーを雇用したことがあって、この事件を見て、その時のことを思い出しました。
「何かあったら、どうすんだ!!」、と上司。
「本人ともよく面談しました、対策はできると思います。」
「そういう問題じゃないんだよ、君はわかってない!!」
僕は2回面談をした上で、彼女の実情や状況なら、会社でできる範囲の援助をすれば、就労は十分に可能と考えました。ところが、その上司は一切話を聞こうとしません。
「何かあったら僕の責任で」
この時はそんな話で収め、その後、彼女や周りのスタッフ達の頑張りもあって、この件は問題なく終わるのですが、「シングルマザー=トラブルメーカー」みたいな偏見が世間に存在することに、その時初めて気付かされました。
僕はこの時のことをよく覚えています、何故なら、無性にムカついたから。
「こういう女性は…」と説教しだす上司にもムカついたけれど、それに対して、「それは偏見じゃないですか?」と、正面切って反論しなかった自分自身が腹立たしかった…。
この話は10年近く前の話なのですが、現在の雇用状況から考えても、残念ながら、何かが著しく変わったとは思えません。
見過ごされるもの
今回の「ベビーシッター事件」は、「ネットの先には危険な人物がいる」というマスコミ的な切り口と「母親も無責任なのでは?」という、所謂「べき論」が先行しています。もちろん、これらの指摘は間違ってはいないかもしれない。
子供の死の責任を「危険な人物と無責任な母親」という、特殊なケースにしてしまうことで、事の本質を見過ごそうとしてはいないだろうか?
これでは何の解決にもならない、そんな気がします。
<おわり>

