小生は特に右よりなつもりは無いのですが、色々公開されている情報を見聞きしていると本格的に中国の侵略が実行されつつある現実が見えてきてなりません。
始まろうとしているのではない。すでに始まっているのです。
まず日本の人たちはそのことを認識した方が良いと思います。
中国は既に政略・戦略的な見地で長期を見据え、尖閣諸島だけでなく、少なくとも沖縄支配ぐらいの企てを進めつつある様に思います。
「そんなばかな」と思いますか?
だとすれば認識が甘いじゃないでしょうか。中国が長期的に何をしようとしているか考えれば、沖縄そのものがどういう立場に立たされているかおのずと見えてきます。
もちろんかならずやるといっているのではなく、チャンスをうかがっているというか、状況が許されれば実行をためらわないぐらいな覚悟で色々進めているのは間違いないと思います。
少なくとも想定の一つとしては考慮すべきもので、認識外においてしまうのとっても危険なことです。
現在右よりといわれる安部首相の政権なので、一昔前の民主党などよりよほどましですがが、国際的世論操作に成功しているとは云いがたいのが現状です。
中国の東アジア、東南アジアへの戦略はきわめてシンプルで、右手で経済的側面から他国の口封じをしつつ、左手で各地の実行支配をじわじわ進めようというものです。
ところで今、沖縄で米軍を撤退させる機運が高まっています。
これって中国資本が裏で動いているんじゃないかと勘ぐってしまうほどKYな事象ですよね。
本気で疑った方がいいと思います。全員といわないですが、過激に活動している団体の資金源とか一度さらってみた方がいいですね(もうやってるとはおもいますがW)。
米軍の綱紀のみだれなどみると「沖縄だけになぜ負担をおしつけるんだ」など感情論としてはまったくもっともだと思わなくもないですが、現実問題として沖縄がいまおかれている現状を考えると、沖縄から軍事力を撤退させるなんてことだけはありえません。
ちょっと考えればわかることですよね。
仮に中国が軍事行動に出たとき、撤退を叫んでいる沖縄の人たちは、いったいどうするつもりなんでしょうか?
撤退、撤退と叫ぶのもいいですが、安全保障への対応をどうするかちゃんとセットで示して欲しいと思ってしまいます。
一般市民はともかく県知事や市長、議員など責任のある人たちは特にそうで、ただ一側面を叫ぶだけではいっそ無責任ですらあります。
もし軍事行動で沖縄の占領がおこなわれた際、無抵抗でいれば許されるって話にならないのは、歴史の示すとおりで、とても綱紀がきびそうに見えない中国軍が一般人に対してどの様な対応を行うか考えただけでも恐ろしいです。
彼らは南京で日本軍が大勢の一般市民をを虐殺したという教育を念入りに受けて育ってきているわけで、「同じ事をして何が悪いんだ」ぐらい考えても不思議でないからです。
仮に乱暴なことは行われなかったとしても、事実上人質として彼らの支配下に置かれてしまうわけで、日本国としては非常に困った状態に陥るのは目に見えています。
米軍の代わりに自衛隊を増強強化して置き換えるという選択肢もなくはないですが、米軍が果たしている役割を自衛隊が行えるほどの軍拡を短中期的に行うのは、国内外の世論的にも予算的にも現実的ではありません。
そして空母艦隊をもたない現状の日本が出来ること限られています。
東南アジアへの中国進出を牽制することすら難しいからです。
日本の国外のことなんからしらんという人は、東シナ海の航路が封鎖された際の脅威度を甘く見すぎてます。
経済封鎖だけでなく軍事的にも中国封じ込めが出来なくなるからです。
東南アジア、東アジアの海洋支配を行うために、最も邪魔な存在は日本に駐在する米軍とそれに協力する日本自衛隊なわけで、単純に沖縄がほしいという意味だけではなく、米軍とその拠点を排除したいというのがその本音だと思います。
だから尖閣だけでなく、沖縄までが彼らのターゲットに入ってくるのは当然なんです。
沖縄が押さえられた日本がどうなるか、太平洋戦争末期を例に出すまでも無く明らかですよね。
すべてつながってるんです。
のど元が押さえられて単独ではおそらく身動き一つ出来なくなってしまうでしょう。
これでも、まだ戦争なんて起こらないと高をくくっていられますか?
日本のとれる策としては、まずは国際世論を味方につけることですが、相対的に経済的地位が低下している日本では、表面的にはともかく、大きく利益を提供できる中国を相手取るのは中々難しいでしょう。
国際政治に真の友人は居ないという認識は必要で、他国と交渉していくためには結局のところ利益を生み出せるかどうかってのが唯一のロジックになってきます。
中国の海洋支配が国際的な利益を脅かすぞという理論立てをなんとか早急に組み立て、その認識を広めていくこと(欧州なんかは僻地のことなんであまり興味ないので、これが難しい!)、直接的な脅威となっている東南アジア諸国との連携強化、なんとしてでも米国を東南アジア・東アジアから撤退させないこと、、、。など、色々難しいですがこの辺を中・長期的に見据えてコツコツやっていくしかないですね。
こう考えると米軍の東アジアでの負担を低下させる政策はどう考えても必要という結論がわかると思います。
自衛隊の「軍事的」国際貢献も、米軍・東南アジア諸国への提供要素のアピールとして必要不可欠になってくるのは当然で、「戦争法案」と揶揄されたあの法案がなぜ強行といっても良い手段で施行されたかもおのずと見えてきます。
米軍の動向をにらみつつにはなりますが自衛隊の強化も大なり小なり必要状況になってくるでしょう・・。
日本の政府の悪いところは、その辺をちゃんと説明できてないことなんですよね。
あまり国民をあおって右傾化させることはいいことだとは思えませんが、公開討論などで問題点をあきらかにして、それについて本気で議論していくことを見せる努力をしないといかんと思います。
大事なのは国民に問題点を正確に認識させることなんです。
今の駄目駄目なマスコミでは難しいんですよね、、。
ちなみに戦争=悪。
これは個人的には賛成です。
ただ、戦争の悲惨さの側面だけの話をしているわけではなく、経済的、国益的にも現代の戦争は金がかかりすぎて、収支が合わないんですよ。
戦争も経済活動の一形態であるわけですが、戦争に金を使う=投資する、と考えると、利益が出ない戦争はすべきではないのは当然です。
日本が戦争によって利益を生み出すには、二次大戦以前のように、大陸や南方諸国に領土や権益を得たりしないと利益を生むとは考えられないわけですが、そういった行為がそれで無くとも前科ものの日本では国際的に認められないのは云うまでもありません。
そもそもそれを狙った湾岸戦争やイラン戦争などでも必ずしも十分な利益を米国にもたらしたとは言いがたい状態です(ISなど負の遺産の方が多く生み出されたとさえいえるんじゃないかと思います)
すなわち、日本国にとって戦争をしてしまったら、その段階で「負け」なわけです。
とはいえ、実際は攻め込まれたら戦う以外の選択肢は無く、おのずと戦争となってしまうわけですが、そうならないような国際世論作りや隙を見せない安全保障体制を確立する必要があると云うことがいいたいわけです。
そのことは絶対認識すべきで、これまでの戦後教育のように「=悪」で思考停止するのではなく、経済的要素などの国益的な意味を含めて、どうやって戦争を回避していくのがベターなのかを考え、実行していく必要があります。
なかなか生易しい道のりではありませんが、あまり時間があるとも思えません・・。
ちなみに、あくまでもまったく個人的な意見ですが「国際貢献」なんて手段であって目的ではないんです。その事もしっかり認識して、耳障りの良い理想理念の綺麗ごとに躍らせないようにせんといかんですよ。
原理原則で思考停止してしまうヤカラほど厄介なものはないですからね。
- 中国の軍事力―2020年の将来予測/蒼蒼社
- Amazon.co.jp