面白そうだったので読んでみましたよ。
うーん、面白くないとはいいませんが、「すごい!」とまでは思いませんでしたね。
進撃の巨人以来、なんか人をあっさりばかばか殺せば「すごい!」ってことになってるんじゃないかちょっと心配になりますね。
人類の敵とおぼしき奴が、無表情・無感情的に人を殺戮していく様は大変なインパクトはありますが、逆に言うとそれだけで物語が成立するはずも無く、そういったインパクト的な要素を引き算して、物語のエピソードやら世界観の構築などを見てみると、その作品の「程度」というものも見えてきます。
そういう意味では、このテラフォーマーはその物語の立て付けやらはいたって古くから使いまわされた「定番」ともいえるもので、本来秀逸なエピソードで引っ張っていかないといけないはずが、どうもゴキブリが進化して「最強生物」的になっているという唯一キャッチーな設定だけで、ひっぱてる気がしますね。
肝心なエピソードは中途半端なものが多く、もったいぶって登場させた登場人物をあっさり殺して、「すごいだろ?!」っていわれてもねぇ・・。
最初に言った様に面白くないというわけではないので、かならずしもこの作品を非難してるわけではないんですが、こういった作品が「この漫画がすごい!」1位に選ばれているのをみると「うーん大丈夫なのかなぁ」っておもってしまいます。
漫画を読む際に色々ポイントはありますが、少なくともストーリーものは文字通りストーリーテラーであるべきだと思いますんで、インパクト重視で他にそれほど見るべき箇所がない(まぁ普通に普通という意味ね)作品が1位となってしまっているのは、漫画の今後の発展にはあきらかにマイナスになるんじゃないかと心配してしまうわけです。
インパクト重視でストーリーおざなり漫画が増えちゃうとかね。
まぁ、読む側や評価する側の責任も大きいってことでしょうね。
- テラフォーマーズ 1 (ヤングジャンプコミックス)/橘 賢一
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