先週11日の記事に書きましたが、
「ストレスフリー超大全」の感想キャンペーンで優秀賞に選ばれました。
今回は、この受賞で改めて感じたことを書きたいと思います。
私は小学校から国語という教科が苦手であり、
試験でも好成績だったことはほとんどありませんでした。
大学受験では理系でしたが、センター試験で国語があったので避けて通ることはできず、
勉強して何とか足を引っ張らない程度の実力に達するのが精一杯でした。
また、夏休みの宿題の読書感想文で何名か優秀賞に選ばれることがありましたが、
その中に入ったことは一度もありません。
しかし、この度感想キャンペーンで選ばれたことで、自分の文章力の向上を実感しました。
私の文章がなぜ上達したのかを振り返ると、
大学時代のレポートや論文の存在が大きかったのではないかと思います。
理系の学部だったため、毎週のように実験があり、
翌週までにレポートを作成して提出しなければなりませんでした。
毎週レポートを書くのはとても時間がかかって大変な作業であり、
何度も逃げ出したくなりました。
しかし、そのようにレポートを大量に書き続けたことで、
在学中に書いた文章量はかなりのものになりました。
また、回を増すごとに自分の文章が徐々にわかりやすくなっていることを実感できました。
その後、研究室に配属され、研究して論文を執筆したときも、
それまでにレポートで培った文章力が役立ちました。
このように、学生時代にレポートや論文を大量に書いたことが、
私の文章力を大いに向上させてくれた気がします。
これまでにたくさん文章を書いて文章力を養っていたからこそ、
今回の「感想キャンペーン」のような力の見せ所が訪れたときにそれを活かすことができ、
優秀賞を受賞することができました。
今回の受賞で感じたことは、
「時間をかけて地道に養った能力は時間が経っても色褪せることはなく、
いざというときに自分を助けてくれる」
ということや、
「本物の力を身につけるには地道に継続するしかない」
ということです。
文章を書いた経験が少なく、文章力を養っていない人が、
感想キャンペーンの特典がほしいと思っていきなり書いたとしても、
やはり質の高い文章は書けません。
例えるとすれば、「俺はどうせ補欠だから」と言って練習を怠っている野球部員が、
レギュラーの誰かが怪我をしてたまたま試合に出してもらえることになったとしても、
やはり活躍できないのと同じことです。
一方、
「たとえ補欠でもいつ出ることになるかわからないから、いつでも出られるようにしておこう」
と諦めずに普段からコツコツ練習をしている人は、
いざ試合に出る機会が与えられたときに実力を発揮でき、場合によっては、
「あまり上手くないと思っていたけど、なかなかやるな。あいつをレギュラーにしてみよう。」
と認められる可能性もあります。
このブログも、書いたからといって数日で結果に表れるわけではありませんが、
毎日書き続けることで、必ず書いてよかったと思える日が訪れると信じ、
これからも継続したいと思います。
今これを読んでいる皆さんも、現在何か取り組んでいることがあるようでしたら、
是非地道に継続してみてはいかがでしょうか。
きっと一生色褪せない能力という財産が手に入るはずです。