トロント映画祭をお勉強^^ | wildberryのブログ

wildberryのブログ

2PMのウヨンを溺愛中
2PM、K-POP、日々のできごとなどをつれづれなるままに....



トロントでのジュノの活躍に浮かれていたら、NHKが日本の映画がトロント国際映画祭で
賞を取ったと告げておる。

ほうほう、そうだったのね。

それでズノは?と単純に考える私。


色々調べることになりまスたwww





「トロント国際映画祭」は国際映画製作者連盟(FIAPF)公認の国際映画祭。
今年で38回目を迎えます。


実は、「トロント国際映画祭」の賞は、審査員がいて賞を決めるというものではなく、
映画祭に来て上映を見た観客の投票によって決まる、「ピープルズ・チョイス・アワード」という
賞なんだそうです。
ノンコペティションな映画祭なんですね。


で、賞には何があるかということなんですが、メインで3つの部門があります。
それぞれに観客賞が選ばれるんですが、具体的には、

1)ドキュメンタリー作品に対する観客賞
2)ミッドナイト・マッドネス部門にエントリーされた作品に対する観客賞
3) 1)と2)にエントリーした作品以外の長編作品に対する観客賞

があって、最高位というのは、3)なのだそう。


日本からの作品、園子温監督の「地獄でなぜ悪い」は、2)の「ミッドナイト・マッドネス部門」で
観客賞を取ったそうです。

ちなみに過去に受賞している北野武監督の「座頭市」は、」3)の観客賞で、この映画祭の
真の最高位だったそう。

2)と3)の違いは、今ひとつわかってないのだけど、2)はジャンル映画というものが集められた
部門で、10作品ほどしかエントリーされていないそう。
かたや、3)の方は、普通の作品がエントリーされており、その数は150以上だとか。
全く違うものだったようです^^;

いえ、決して園子温監督の作品の受賞にケチをつけるつもりはありません^^;



そして、この3)の最高位に輝いたのは、こちら。

12 Years a Slave (スペシャル・プレゼンテーション部門エントリー作品)
監督 スティーブ・マックイーン Steve McQueen
製作国 アメリカ

スティーブマックイーンといえば、荒野の7人のヒーロー、「大脱走」のあの方を思い出しますが、
こちらのお方。




そして次点は2作品。

あなたを抱きしめる日まで (スペシャル・プレゼンテーション部門エントリー作品)
原題:Philomena
監督 スティーヴン・フリアーズ Stephen Frears
製作国 イギリス


Prisoners (スペシャル・プレゼンテーション部門エントリー作品)
監督 デニ・ヴィルヌーヴ Denis Villeneuve
製作国 アメリカ





そうそう、この映画祭は、「ガラ部門」と「スペシャル・プレゼンテーション部門」のふたつの
出品作品があるのですが、どちらも賞の対象になります。
「監視者たち」はガラ部門で参加していました。

昨年の観客賞はガラ部門の作品から出ているそうです。




ちなみに過去5年間の観客賞受賞作品

2008 スタムドッグ$ミリオネア
2009 プレシャス
2010 英国王のスピーチ
2011 Et maintenant, on va où?
2012 世界にひとつのプレイブック


映画好きな方なら、記憶にある名前ばかりでしょう?


ですが、ここで観客賞を取って、アカデミー賞に輝いた映画の数はそれほど多くないそう。
今後のショーレースの前哨戦とみるのはちょっと違うと評論家の方が言っていました。

受賞作を表彰することを目的とする映画祭ではなく、基本的には、
「世界に向けた顔見世興行・更なる配給先を求めての見本市的映画祭」なんだそう。

だけど、アメリカ国内の賞レースを戦うにはトロントでの高評価が有利といわれているらしく、
ベネチア国際映画祭ではなく、このトロント国際映画祭を世界初披露の場とするアメリカ映画が
増えてきているそうです。


ふ~ん、そうなんだぁ・・・と、お勉強になりました。



そして賞には選ばれなかったけれど、「監視者たち」は本当に評判がよかったようです。

ニュース記事をひとつ・・・


元記事こちら

http://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=1978006




ソル・ギョングから2PM ジュノまで、トロント国際映画祭を盛り上げた!


韓国で550万人の観客を動員し、最近シンガポールなどアジア地域でも公開され、海外でも
ラブコールを受けている映画「監視者たち」(監督:チョ・ウィソク、キム・ビョンソ、
制作:映画社ZIP)が第38回トロント国際映画祭で熱い反響を得た。

カンヌ国際映画祭、ベネチア国際映画祭、ベルリン国際映画祭とともに世界4大映画祭として
挙げられているトロント国際映画祭のガーラプレゼンテーションセクションに公式招待された
「監視者たち」のレッドカーペットイベント及び北米プレミア上映が13日(現地時間)午後8時に
開催された。

「グッド・バッド・ウィアード」(2008、監督:キム・ジウン)、「ハウスメイド」(2010、監督:イム・サンス)に続き
歴代韓国映画の中では3番目にトロント国際映画祭のガーラプレゼンテーションセクションに
招待された「監視者たち」は、公式上映の前から映画専門雑誌であり、同映画祭の公式デイリー
メディアである「Screen」の表紙を飾り、制作会社のイ・ユジン代表やチョ・ウィソク監督、
キム・ビョンソ監督のインタビューが掲載されるなど現地の高い期待と関心を伺わせた。

公式上映前、映画祭のメイン上映館であるロイ・トムソン・ホールで行われたレッドカーペット
イベントには「監視者たち」の俳優たちや監督たちが直接出席し、海外のファンと挨拶を交わした。
多くの海外のファンが集まったレッドカーペットイベントの現場で主演俳優と監督たちは手を振ったり、
サインをしてあげたりして親切なファンサービスを披露し、熱い歓声を受けた。

歴代ガラプレミアレッドカーペットイベントの中で最も寒い天候下で開催された今回のイベントは
約1時間に渡って行われ、熱気を倍増させた。特に「グッド・バッド・ウィアード」に続きトロント
国際映画祭のレッドカーペットに2度目の登場を果たしたチョン・ウソンは海外メディアや観客の
爆発的な反響を得た。

またこの日は特別に「監視者たち」のトロント国際映画祭の参加を応援しようとWonder Girlsの
ソネがサプライズで訪問し、驚きの歓声を受けた。

映画祭の関係者は「現場の多くの観客が『監視者たち』の監督と俳優たちに熱い歓声を送った。
これまでのレッドカーペットイベントの中でここまで熱い反響があったのは初めてだ」と伝えた。

続いて行われた「監視者たち」の北米プレミアは海外メディアの取材陣や関係者、観客が2000席
規模の映画館を埋め尽くした中、チョ・ウィソク監督とキム・ビョンソ監督が舞台の上にあがり
映画を紹介し、ソル・ギョング、チョン・ウソン、ハン・ヒョジュ、2PMのジュノが舞台挨拶を行って
より一層高潮された雰囲気の中で始まった。映画が終わるとすぐに観客たちは大きな喝采で
「監視者たち」への満足を示した。

特に「監視者たち」を観覧した「バラエティ(Variety)」誌のMaggie Lee氏は「『監視者たち』は
終始緊張感を緩めない作品だ。トロント国際映画祭を訪問したジャンルファンたちに注目されて
当然の作品だ」と伝え、絶賛を惜しまなかった。

映画上映後、観客たちはチョ・ウィソク監督、キム・ビョンソ監督にサインや写真撮影を求める
など熱い反響を見せた。「監視者たち」の主演俳優たちと監督は450席規模の映画館を
埋め尽くした観客とともに映画に関する多彩なトークを交わす「観客との対話」を行い、
海外観客の反響を得た。

「監視者たち」は10月3日より開催される第18回釜山(プサン)国際映画祭のオープンシネマ
セクションに招待された。10月10日より開催されるハワイ国際映画祭の「Spotlight on Korea」
セクションにも公式招待され、トロント国際映画祭の熱気を継いでいく予定だ。




いいぞ、いいぞ♪

国内の賞レースも楽しみね

「王になった男」がいるけれどね^^;