入院二日目①~23w初マタ死産~
ご注意死産の内容を含みますのでご注意ください。思いついたままに文章を書きますので、生々しい表現やお見苦しい点もあるかもしれませんが、温かく見守っていただけますと幸いです。入院2日目。いよいよ分娩の日です。5時くらいに起きました。下腹部の重い痛みは続いていました。初マタなので分娩自体が初めてです。「陣痛ってどれくらい痛いんだろう」「出血多量で死んだらどうしよう」と不安や恐怖にかられます。8時に朝ご飯を食べ9時になりました。分娩室に向かいます。このタイミングで夫にクリニックに来てもらうよう連絡をしました。広いお部屋に分娩台がどどんと置いてありました。周りにはいろんな機械や赤ちゃんを乗せるベッドがあります。「おお。テレビやドラマでよく見る部屋だ…」と関心していると先生が来られました。まずはラミナリアの処置で子宮口が開いているか確認です。子宮口が開いていないとラミナリアのやり直しになってしまいます。先生「きちんと開いてますね」第一関門突破したと安心しました。いよいよ次は陣痛の誘発かと気が引き締まります。「無事赤ちゃんが出てきますように」と心の中で強く呟きました。ラミナリアを抜いて子宮収縮剤を処置します。心拍を測る機械を指に、陣痛の具合を測る機械を下腹部に付け陣痛を待ちます。陣痛を待って分娩する程のものが来なければ、3時間おきに処置をやりなおすことになります。助産師さん曰く1回目で来ることはほとんどなく大体2~3回目の処置で分娩になるとのこと。助産師さんが「陣痛を待ってる間は何しててもいいですからね。立っててもいいし歩いてても大丈夫。我慢できない痛みになったらナースコールを押してね。ではお部屋を出ますね。」と途中退室宣言。私が「?!」というすごい不安な顔をしたんだと思います。てっきり助産師さんはずっといてくれるものと思っていたので。「定期的に来るし遠隔で様子を見てるからね。大丈夫。」と優しく言ってくれました。一人でそわそわと立ったり座ったりしていると夫が分娩室に到着しました。当初は立会いはしてもらわない予定でした。(痛がってるところを見せたくなかったので)ですが、いてくれて本当によかったと今では思います。そばにいて話相手になってくれたり、ずっと背中をさすってくれていました。お産という未知との相手に対して一番の味方がすぐそばにいるんだととても心の支えになりました。処置から40分程すると少しずつお腹が痛くなってきました。が、耐えれる痛みです。助産師さんが来て「お手洗いに行っておきますか?」と言われたので念のため行きました。すると2,3㎝程のピンク色のレバーのようなものが出てきました。今思うと胎盤か何かの一部だったんだと思います。助産師さんに「赤ちゃんじゃないから大丈夫」と言われ、「流石にそれは分かるわ!」と心の中で突っ込みました。それくらいの余裕がありました。10分程するとさらに痛みが増してきました。「喋ろうとすれば喋れるくらいの痛みだなぁ。でも我慢するのに体力を割きたいから喋らず我慢しよう」という意識感覚でした。(夫曰く、このときの私の顔はぐちゃっと歪んでいてかなり辛そうだったと言っていました。)「とはいえかなり痛くなってきたし、そういえば陣痛の間隔が1分もないな… でもまだこれから痛みが増すんだから耐えなきゃ」と心の中で呟いていると、ドゥルンッと下りてきた感覚が突然来ました。慌ててナースコールを押します。「出そうです!!」そう看護師さんに伝えると、すぐ赤ちゃんがするんと出てきました。収縮剤の処置から1時間ほどです。天使ちゃんはラミナリアも分娩も一番私に負担を掛けない形で出て来てくれました。本当に親孝行な優しい子です。もちろん産声はありません。でも赤ちゃんを無事産んだんだという達成感や、これが死産ではなく出産だったらという虚しさなど表現しきれない複雑な想いが込み上げてきました。気持ちを抑えきれずに声を上げて泣きました。これが私の初めてのお産でした。