寒さがこたえる深夜帯。
隣に歩いているのが大野智だって、誰も気付かない
なにか、しゃべらないと。そう思ったら、出ていた言葉
「お母さんはめんどくさいんじゃなくて、迷惑かけたくないんじゃないんでしょか?」
うわ~何言ってるんだ。いきなり・・・
変な子だって思われる・・・
「ん?なにが?」
「さっき、言われていた言葉です。
息子がいないようにふるまっているの」
ああ~って顔をして
ふふふって笑った。
ああ。TVと変わらない。
「そう?ありがと。」
照れくさそうにいった。
コンビニについて、
ばれるといけないからと伝え、私が買いにいった。
沢山かごに入れていると、急にかごが軽くなった。
だれ?って思ったけど、そんなことするのは、一緒に行った人だけ。
「だいじょうぶでしょ?」
向かい合って笑い合った。
ぼうしを深くかぶり、レジに並ぶ。
並んでいる間も、
コンビニを出るまでは、
ばれないかなって思いで、どきどきした。
これって。
いつも、味わっているのかなって思ったら、
芸能人ってなんだか生きた心地しないなって。
そう思って
いろいろ考えていたら、
涙がでてきた。
歩いている最中だった。
「ど、ど、どうした?」
泣いている私に気が付いた。
リーダーは、ちょっと待ってて。といい、
コンビニに戻った。
誰も気が付かない。
スーパーアイドルなのに?
そう思うと、安堵した途端今度はおかしくなって
笑ってしまった。