気付くと、みんなリビングで寝ていた。
一人、みんなの朝食の準備をしている大野さん(リーダー母)
「ごめんさない。寝ていました。手伝います。」と話しかける。
「じゃー一緒につくろうね。
昨日はびっくりした?息子のこと。
入院中に、嵐の中で誰が好きって聞いたとき、息子のこと、
ちゃんと理由を言ってくれたでしょ?
すごくうれしかった。ちゃんと見てくれている子もいるんだって。
だからね。会わせたかったの。私の好きな看護師さんだし、お世話になったし。」
なにも言わず聞いていると、
「ああ~腹減った。母ちゃん飯。」
そういって出てきた人は、やっぱりテレビの中の大野智で。
母親の作ったご飯を黙々と食べていた。
食べても、少量だった。
あ・・・本当に、小食なんだ。
ぼーと眺めていた。
「なにかついてる?」話しかけられ、
「ごめんなさい。やっぱり、小食だなって思って。」
そ?って顔して笑った。
周りの空気がふんわかしているのがわかった。
大野さんは、今から私は寝る!と、相変わらずのマイペースで、
今更だれも文句は言わなく、
私も帰ることにした。
帰るときに、
「まって。一緒に帰ろう」
期待したけど、その相手は、
お父さんの会社の人で、少ししかしゃべっていない
若林さんって人だった。
断る理由もないため、一緒に帰ることになった。
もう。
リーダーには会えないんだなってことをかみしめながら。